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391-名刺交換- ページ48

打ち上げによく使っとるカラオケ屋。


『こっちにきても打ち上げはカラオケなんだね』


って笑いながら言うのは成長してへんって思ったから?

それやのに、

1曲目にすばるくんが歌い出して、

急に涙目になって、

そして、

曲が終わったと同時に、


『その…、お疲れさま…。それと、ありがとう』


って全員に頭を下げた。

ありがとうがかかる場所がようわからんくて、

なにを返すか悩んだ沈黙。


村「かまへん、かまへん」


信ちゃんがその空気を断ち切ったと同時に、


『よかった。

秋には立ち上がる予定だから、

それまで口外しないでね。

あと…』


村「ってまだそれは返事してないやろ?」


『…信ちゃん…』


大「俺はやりたいって言っとるやんかぁ」


丸「セイラちゃん、懐かしいなぁ…」


横「マル、お前、知り合いなん?」


安「言ってへんかったっけ?大倉の同級生やで?」


村「知らんで?」


丸「Aちゃんみたいによう絡まれとったな、

あの子も」


『小林さんも、

同級生ってことまでは調べられなかったみたいだね』


Aがあの小林いう人に隠しとったと思ったら、

なんか笑えて来る。


村「モデルとかようわからんけど、

何すればええん?」


渋「ニコニコなんてせーへんからな」


横「立ってればええんちゃうの?」


大「ポーズとか決めるんやろ?」


丸「てか、僕、存在隠してるんやけど…」


『マルちゃん、根暗で残念ってもっぱらの噂』


「まじで?」


『うん、そう』


村「手あたり次第口説いてるんやないかって思っとったわ」


丸「僕が口説いたのAちゃんだけですやん?」


安「落ちんかったけどな」


丸「そうなんですぅ…」


落胆するマルを横目に、


『名取さん、その…』


と名取さんに確認を取るAに


名取「ま、その話、

Aちゃんが持ってきてるから

きっと受けることになるよ。

よろしくね。

詳しいことはまた後日でもいいかな?」


『はい、もちろん』


改めて名刺を交換しながら仕事の話をする様子を見て、

久々に早く大人になりたいって思ってん。


せめて卒業して自立せな、

守ることもできひんやろ。

392-実るといいね-→←390-秘書でもいいよ-



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華絢(プロフ) - ひみささん» (ノω`*)んふふ♪ マルちゃんにとって、主人公ちゃんはお姫様ですからね(〃ω〃) (2018年1月6日 19時) (レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 丸ちゃん、優しい〜(≧▽≦) (2018年1月6日 8時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ひみささん» ありがとうございます(〃ω〃) がんばりまーす(*´ω`*)ゞ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 移行お疲れ様でした(*^^*) 更新楽しみにしてます♪ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華絢 | 作成日時:2017年12月12日 16時

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