388-生かすも殺すも-(GS) ページ45
渋「1年封印しとった曲。
亮が、どうしてもやりたいって言うから、
予定外やけど歌うわ」
すばるくんが話したこともあって、
少しだけ即興になった前奏。
それに合わせるように音が重なって、歌が始まる。
名取「この曲、キミのための曲でしょ?」
『…!?』
思わず名取さんを見てしまう。
名取「よそ見したら怒られるよ?」
可笑しそうに笑うから、
視線はステージに向けつつも、
名取さんの話に耳を傾ける。
名取「彼らを生かすも殺すもキミ次第。
僕は大きなものを手に入れようとしてしまったのかもしれないね」
…名取さんの言っていることはよくわからなかったけど、
彼の中の関ジャニ∞のビジョンを何となく見たような気がした。
『…名取さん…』
名取「ん?」
『彼らを、よろしくお願いします』
名取「ふふ。もちろんだよ。Aちゃん」
急に名前を呼ばれて驚いたけれど、
名取「安田くんっていうと
弟くんのことを指す癖が付いちゃってるから、
区別させてね」
と芸能人張りの笑顔で言われてしまったら、
頷く以外の選択肢はなくなった。
.
1曲終わって、
丸「春が来たって感じがしますねぇ」
なんてしみじみしながらマルちゃんが言う。
「なんやねん、マル!」
丸「亮ちゃん、怖いー」
笑いが起こるのは会場からも。
横「やけど、春やろ?」
大「春やねぇ」
安「春以外ないなぁ」
渋「むかつくくらい春やわ」
ここで、もう私はきっと真っ赤だ。
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華絢(プロフ) - ひみささん» (ノω`*)んふふ♪ マルちゃんにとって、主人公ちゃんはお姫様ですからね(〃ω〃) (2018年1月6日 19時) (レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 丸ちゃん、優しい〜(≧▽≦) (2018年1月6日 8時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ひみささん» ありがとうございます(〃ω〃) がんばりまーす(*´ω`*)ゞ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 移行お疲れ様でした(*^^*) 更新楽しみにしてます♪ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華絢 | 作成日時:2017年12月12日 16時