386-呼び捨て- ページ43
「嫌やったら本気で逃げて?抵抗して?
そうせんのやったら、また俺のモノにする」
こうして抱きしめて気が付いた。
…少し、痩せた?
鼻先が首元を掠めて、
一気にAちゃんの香りに包まれる。
「…ええの?何を言われても、もう離さへんよ?」
抵抗も逃げもせず、
そのまま腕の中に居るから、
確認してしまう。
『でも、亮くんが嫌になったら
いつでもその手を離していいよ?』
「…なんで今そんなこと言うん?」
一気に涙目になったのが自分でもわかる。
『また不安になったりするのがわかってるから。
私がそばに居ることで、
関ジャニ∞の…亮くんの邪魔になるなら、
いつでも離れる覚悟はできてるから…』
「不安になったら言って?
どうしたらええのかわからん時もあるから、
教えてほしいんやけど。
その時は一緒に考えたらええやん」
な?って顔を覗きこむ。
またふたりで泣きそうで、
でも今度はちょっとだけ一緒に笑った。
「あとな、もうさ…」
『ん?』
「Aって呼び捨てにしてもええ?」
『え?』
「…信ちゃんたちだけズルいやろ?」
ちょっとした嫉妬やもん。
『くすっ。いいよ?』
「じゃあ…A…。
…めっちゃハズイ…」
照れ隠しで、キスで誤魔化そうとしたのに、
村「いちゃつくんやったら終わってからにせぇや」
不機嫌感満載の信ちゃんたちが戻って来た。
パッと離れた途端に、
渋「A」
すばるくんがAちゃ…Aを呼ぶ。
振り返ったAを捕まえて、ハグして
渋「おかえり」
ってかっこよすぎやろ?
大「すばるくんだけズルい!俺も!」
Aに駆け寄って、
大「めっちゃ寂しかったんやで?」
なんて、ハグしながら年下…弟感出して言う大倉、
後で覚えとけよ?
丸「姫が泣きそうな時はいつでも呼んでええよ?」
ってマルは毎日でも会っとったやろ?
横「…あほ」
長い指が、Aの頭に触れた。
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華絢(プロフ) - ひみささん» (ノω`*)んふふ♪ マルちゃんにとって、主人公ちゃんはお姫様ですからね(〃ω〃) (2018年1月6日 19時) (レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 丸ちゃん、優しい〜(≧▽≦) (2018年1月6日 8時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ひみささん» ありがとうございます(〃ω〃) がんばりまーす(*´ω`*)ゞ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 移行お疲れ様でした(*^^*) 更新楽しみにしてます♪ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華絢 | 作成日時:2017年12月12日 16時