358-エゴサ- ページ15
考えていたセットリスト。
全部演奏し終えて、やりたいこともやって、
それで全員で前に出て。
一列に並んでから…
揃ってお辞儀をする。
汗だくやけど、それでもめっちゃ気持ちよかったなぁ。
そんなことを考えとると、
丸「あ、あれ、この恰好で1回しはる？」
安「せやね」
袖に居ったスタッフに渡したのはマルのスマホ。
てか、この状況でもスマホ持ってたことに驚きやわ。
ステージに全員で胡坐かいて座って、
客席と共に写真を撮る。
丸「久々やなぁ」
むふふっと画面を見ながら嬉しそうにいうマル。
村「一旦はけるで？」
俺らに手を振ってくる客席に向かって、
嬉しそうに手を振るマルはすごいと思う。
やって、なんか、急に恥ずかしくなって、
あんなに大きく振るとかできひんかったんやもん。
.
それにしても、楽屋まで聞こえるアンコールの声。
こうなったら嬉しいなと思って用意した曲と衣装。
急いでスーツを脱ぎ去って、
用意されたインフィニティがデザインされたTシャツに着替えながら、
これ、Aちゃん、よく見つけたなぁ…と感心してしまう。
下は、それぞれ好きなもの履くことにしとったから、
揃ってるのはTシャツだけやけど、
それでも、なんていうんか、
ちょっとええやんってニヤリとする。
村「いけるか？」
「おん」
それぞれに返事をしながら、再度向かうステージ。
最初と違って、緩くステージに出て楽器に向かう。
あまりにも普通にステージに出たもんやから、
くすくす笑う声やったり、
なんか普段ってこんな感じ？なんていう声が聞こえてくる。
ふとマルの方を向くと、
一番最初に飛び出してったからベースを担いでるのに、
スマホ開くマルが居って、
案の定、
村「マル！なに、こんなところでスマホ開いとんねん！」
と怒られる。
…あほや…。
そう思ったのも束の間、
丸「やって、これ見て？
着替えながらエゴサしとったんやけど、
間に合わへんくて。それで…」
一番近くに居る横山くんに画面を見せとる。
マイクのないところでなにかを言った横山くんのセリフは、きっと「ほんま！？」
安「よこちょ、マイク使ってくれへん？」
横「あ、やって、これすごいで？」
全然伝わらへん会話で、
すばるくんがマルに近付く。
それから、目尻にしわを寄せて笑うすばるくんの表情が見えた。
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華絢(プロフ) - ひみささん» (ﾉω｀*)んふふ♪ マルちゃんにとって、主人公ちゃんはお姫様ですからね(〃ω〃) (2018年1月6日 19時) (
レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 丸ちゃん、優しい〜(≧▽≦) (2018年1月6日 8時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
華絢(プロフ) - ひみささん» ありがとうございます(〃ω〃) がんばりまーす(*´ω｀*)ゞ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 6fe5ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 移行お疲れ様でした(*^^*) 更新楽しみにしてます♪ (2017年12月12日 16時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華絢
| 作成日時：2017年12月12日 16時
