二重人格メガネクラッチシューターの妹がバレー部でマネージャーとして活躍してます！

朝練…！？ ページ11

『あれ、鍵空いてないなー今日は私が1番！？』


なんか嬉しいような寂しいような…？


『失礼します。バレー部の朝練のため鍵借りに来ました。』


｢え？男子バレー部だよな？今日は朝練なしって聞いてたが…｣


『え、嘘。ちょっと、すいません』


え、昨日言われたっけ！？あれ、鉄朗さんと色々言われたから忘れてたのかな…！？とりあえず携帯…


【黒尾鉄朗:明日朝練無いから】
【黒尾鉄朗:あと、今日言ったこと考えておい てな！リエーフには負ける気無いから】


ああああああ…やっちゃった…最後の方の通知だけ見て返信まだいいかなって思った私が馬鹿だった…早起きしたのにー…


『もぉー！！』


灰 ｢あー！！A！｣


『えっ！？リエーフ！？リエーフ！！』


なんか嬉しくなってリエーフの所へ走っていった。


『リエーフも間違えてきたの！？』


灰 ｢おう！忘れてた！Aも！？｣


『うん！よかったー、1人かと思ってたー』


灰 ｢どーするー？朝早いから教室行っても俺ら１人だな！｣


『そーだよね…そうだ！リエーフが練習試合来れなかったから、練習試合の時の話しよ！』


灰 ｢おお！それは聞きたい！｣


『じゃあ、リエーフの教室行こっか？』


灰 ｢Aの教室でいいよ！｣


『そお？じゃあ、行こっか！』


灰 ｢Aー｣


『んー？』


灰 ｢俺さ、このままバレー上手くなんなかったら嫌いになるー？｣


『えっ！？そんなことないよ！！』


灰 ｢前さ、全国で1番になって下さいって言ってただろ？俺今、全然上手くねーし。むしろ夜久さんに扱かれてるだけだし…上手くなるのかなー｣


『リエーフ』


灰 ｢？｣


『私別に下手くそとか弱いとかそんなのは練習で変わると思ってるの。一番はね、』


背の高いリエーフに目を合わせて


『本人が頑張る！上手くなる！っていう気持ちが無ければ上手くなんかならないよ？』


灰 ｢A…あ、教室だ。｣


『あ、ほんとだ。』


灰 ｢俺Aにもしかしたら、相手にされてないのかなとか思ったけどそーゆー訳じゃ無さそうだな！やっぱりAすきだな！｣


『嫌わないよ〜私もリエーフのこと…え？』


待って、いま、好きってあ、りこちゃんに言われたとうり注目して見ること忘れてた…！


『ね、ねぇ、リエーフ』


灰 ｢なんだ？｣


『リエーフの好きってさ、』


灰 ｢Aの彼氏になりたい好きだ！！｣


やっぱりそうだよねー！！

リエーフの思い→←解決…したのかな？

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