part.4 ページ4
私は背を向けてその場から逃げようとした。
泣いてるとこ見られたし、
なんか気持ちがぐちゃぐちゃになっている。
でも、そのとき。
...ぐぃっ
ジョングクさんが、
私の腕を掴んで、引き寄せた。
「っ、ジョングクさん...」
Jk「そんな、辛そうな顔しないでよ...」
私はジョングクさんのことを、何もしらない。
初対面なのに、恐怖の対象の人だったのに
その言葉に安心している自分がいた。
「っ...」
Jk「ねぇ、A...辛いんじゃない。」
ジョングクさん、あなたはなんで
こんなにも私の心に溶け込むのが上手なの
「...つら、い...」
Jk「思いっきり泣いて、
発散したほうがいいんじゃない、?」
Jk「大丈夫、1人じゃないよ」
その一言で、視界がぼやけはじめた。
涙が、溢れ出て止まらない。
いままで1人だった。
みんなに嫌われて。
私を、必要としてくれる人なんていなかった。
でも、今、目の前にいる人は...
「...っ、私を...必要としてくれるのっ...」
Jk「そりゃあ、もちろんっ」
あなたは、そう笑って言った。
「ありが...っとう...っ」
そう言って、私も笑った。
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mulua(プロフ) - ☆さん» ありがとうございます!!更新がんばります! (2017年3月10日 18時) (レス) id: 16299a51b4 (このIDを非表示/違反報告)
☆ - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい(≧∇≦) (2017年3月10日 8時) (レス) id: 58e277c22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mulua | 作成日時:2017年2月28日 21時