No.336 ページ36
ASide
目の前に横たわる相澤さんを見る。確か、俺に用があるとか言ってたな。まぁ、分かる訳ないか。今女装してるし。
その途端、バチッと何処かで音が鳴った。頭がふわふわとする。遂には耳鳴りまで聞こえる様になった。俺は両手で耳を抑える。すると頭の中に何かの映像が流れ込んできた。
その映像には、大きなゲートがあった。俺はその中を潜り抜けキョロキョロと辺りを見回している。すると誰かに駆け寄って行き、何かを話している。その誰かの目元はぼやけていて見えない。その後、何処かの会場でメガネを掛けた人と話し、俺はスタートと聞こえた所で飛び出していく。その後大きなロボットを見て飛び出していき、緑頭の子と茶色髪の子を抱えていた。
そして別の日に切り替わった。
何かの部屋に入りメガネの子と話していると、黒色のメッシュが入った子と自己紹介をしていた。やっぱり、その子の目元も見えない。そして誰かの声が聞こえて、最初に出て来た人が寝袋に入って出て来た。その人と何かを話し、ボール投げをしたりして、夕方になる。今見たところ、此処は学校なのだろうか。放課後、俺はあの人と話をして何かを書いていた。
そして深い眠りにつき、また次の日になる。
次の日は紅白髪をしている男と戦っていた。すると俺は自分から｢降参｣と言って戦いをやめていた。何をしているのだろうか。
次の日はUSJという所で手だらけの男と戦っていた。その人の目元も見えなかったが、見覚えのある人物だった。
そして時は過ぎ、俺はあの初日に会った黒い服を来た男と一緒に住むことになった。けれど、やはり目元は見えない。
するとあの部屋の中にいた皆に何かを渡されている映像に切り替わった。俺は泣いて喜んでいた。
そして、崖っぷちに立っている俺が見えた。その喉元にはナイフがつけられており、背後には父さんがいる。それを見て俺は思わず叫んだ。
A『逃げろ！！』
は？
自分でも良く分からなかった。けれど、父さんには近付いたらいけない気がしたのだ。
そして、何処かの病院の映像に切り替わった。俺は液体の入った箱の様な物に入っていて、俺はぐっすりと眠りについていった。
逃げろ。
そう思う。何故だ？何故そんなことを思う？大好きなドクターが前にいるんだ。愛を与えてくれる父さんがいるんだ。なんで...
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綾瀬凛利(プロフ) - すゆさん» うわぁ！ありがとうございます！そう言って貰えるととても嬉しいです！これからも宜しくお願いします！ (2020年3月27日 8時) (
レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
すゆ(プロフ) - 内容も良く、状況整理もしやすく、最高です (2020年3月27日 0時) (レス) id: 132be3fca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬凛利 x他1人 | 作成日時：2020年3月25日 17時
