No.244 ページ44
ASide
＜＜A組B組総員、戦闘を許可する！＞＞
頭の中で鳴り響くテレパスに怒りが湧く。頭の中まで邪魔して来やがって。うるせえな。
勝｢自分より他人優先なんだな｣
A『...今だけだよ。それに、たった今戦闘許可が出た。俺がお前に攻撃することも出来る。まァ自衛の為に戦闘許可出したんだろうけどね』
勝｢それは好都合だな。俺は戦いたかったんだ。まァ出なかったら俺が出してたけどな。戦闘許可｣
A『...あぁ、父さんってプロヒーローだったんだっけ』
勝｢ま、敵落ちしちゃったけどな｣
ギュッと、抱きしめる力が強くなる。普通だったらこの会話からして幸せな日常が描かれている様だが実際は違う。父さんはバックハグしながら息子の喉元にナイフを当て、息子は父さんの喉元にナイフを当てている。
＜＜敵の狙いの一つ判明―――！！生徒の｢かっちゃん｣と｢闇雲くん｣！！｢かっちゃん｣と｢闇雲くん｣はなるべく戦闘を避けて！！単独では動かないこと！！わかった！？｢かっちゃん｣と｢闇雲くん｣！！＞＞
頭の中でマンダレイの声が響き渡る。父さんは俺からそれをコピーして自分の個性にしていた。
勝｢これ、意外と使えそうだな。使ってみるか｣
A『へー...俺にも頂戴。後からなんでもしてあげるから』
交換条件で個性をコピーしてもらう。これも拠点に居た先生の御蔭だよな。すると父さんがテレパスを使い喋り出した。
勝｢目的がバレたか...｣
A『え、それテレパス使って言う必要ある？』
勝｢口出すな｣
A『ガハッ』
ナイフが喉元に食い込む。俺は口の中に広がる血の味を噛み締めた。
勝｢おぉおぉ出血多量だなーA。このままじゃ死ぬぞ。まァ良いか。取り敢えずマンダレイ、お前の個性をAからコピーさせて貰った｣
A『ぐっ、ふぁ"...』
段々と喉にナイフが入り込み声が上手く出なくなる。俺は右手に持っていたナイフを落とした。
勝｢先に言わせて貰うが、俺は別にお前らの敵になりたい訳じゃない。ただ、Aをコチラ側に引き入れたいだけだ。だから、今からAの脳に直接入ってAに指示を出す。そしたら皆を救える筈だ。A、良いよな？｣
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綾瀬凛利(プロフ) - 柚夜-YUYA-さん» 全然大丈夫ですよ(^O^)あと、続編出たので見てください！！ (2020年3月19日 21時) (
レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
柚夜-YUYA- - すみませんf(^_^;私今日卒業式だったんで、普段以上にテンション上がってました(苦笑)。了解しました！待ちます!!!! (2020年3月19日 17時) (レス) id: 1b72090556 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - 柚夜-YUYA-さん» 威勢が良いですねぇ...(遠い目)現在書き溜め20個ぐらい書いたのでそろそろ大丈夫だと思います。ちゃんと更新するのでお待ちを！ (2020年3月19日 11時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
柚夜-YUYA- - 楽しみです！頑張って下さい！あァァァァァァ待ちきれねぇ!!!! (2020年3月19日 9時) (レス) id: 1b72090556 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - 柚夜-YUYA-さん» 初コメありがとうございます！これからも柚夜-YUYA-様などの読者様に面白く、はらはらする様な予想外な展開を書ける様に頑張りたいと思います！更新ペースは亀より遅いかもしれないけど、出来るだけ面白く出来る様に頑張りますのでこれからも宜しくお願いします！ (2020年3月18日 22時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬凛利 x他1人 | 作成日時：2020年3月9日 22時
