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(Aside)
パチリと目を覚ますと
床で寝ている拓弥くんがいた。
昨日合コンのあと
拓弥くんの部屋に来て
お酒を飲んだところで記憶が途絶えている。
ってその前に…
……私、裸じゃん！！
わたわたとしていると、
『あ、起きた。おはよう』
「お、おはよう」
気まずくて布団に潜り込むと
ふわっと香る拓弥くんの香り。
『あー大丈夫だよ。最後までヤッてないから』
「え！この状況で！！？」
『お前が寝たんだよ』
かなり不機嫌そうな拓弥くん。
「ご、ごめん。もしかして私が誘った…？」
『お前に誘われた』
「うそ！ごめん！はしたないことしちゃったね…」
『いや、むしろ……』
「え？」
『いや、何でもない』
そう言って私に背を向けてしまった。
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作者名：涼
| 作成日時：2016年2月11日 14時
