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( 拓弥side )






「わあ、予想通り」


『うん。特に何も無い』


「すごい綺麗じゃん」


『そうかな。とりあえずその辺に座ってて』



家に女を入れるのなんていつぶりだろう。



持ち出して来たのはお酒。



『飲めるでしょ?』


「少しならね」


『じゃあ出会いを祝して乾杯』


「乾杯〜」



それからまた会話が弾んでお酒も止まらない。



どうしよう。



…楽しすぎる。



『そろそろやめなよ。顔赤い』


「らいじょーぶぅ〜」


『はぁ…もう寝な』




部屋に呼んだ時点で下心がなかった訳では無い。



一瞬で恋に落ちた。



そんな女が自分の部屋に来てる。




ただ、



会話がとても楽しくて一緒にいるだけで楽しい。



まだ理性だってしっかりしてる。





「……暑い。脱ぐ」



『は?それは脱がないで!』



Aが服に手をかけたのを阻止すれば



「拓弥くん、ちゅー」



『しないって!』



今度は勢いよく抱きつかれる。



完全に酔ってんじゃねぇかよ…





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設定タグ:超特急 , タクヤ , 大人な恋   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2016年2月11日 14時

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