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そのままゴールまで走り、火神くんへパス。
しっかりダンクを決め点を稼いだ。
そして第1Qは２５−２１で終わった。
キセキの世代の1人がいないのにこの強さ、誠凛はどう動くのか。
そんなこと考えながらコートの方を見ていると黄瀬くんに話しかけられた。
黄｢それにしてもAっち、よく黒子っちのこと見つけられるっスね｣
『ん？あー、みんなに言われるね』
影が薄いのは分かるけど、別に存在自体消えてるわけじゃないしそもそもあの髪色で見失う方が難しいと思う。
黄｢何かコツでもあるんスか？？｣
『コツ？うーん……愛かな(ﾄﾞﾔ)』
緑｢ふざけたことを言うな｣
『本当だったらどうするのさ！！！』
失礼だな全く！とは言えふざけたのは本当。
『そもそもコツとかよく分かんない。分かるもんはわかる』
黄｢なんかAっちらしいっスね｣
褒めてるようで褒めてないの気付いてるからな、デルモめ。
そして第2Qが終わる直前にキセキの世代、青峰大輝が現れた。
試合が再開すると、妙な違和感を感じた。
『……何か偏ってる』
ハーフコートの半分に8人、もう半分に2人。
あまり見ない陣形だ。
黄｢アイソレーション｣
緑｢特定のプレーヤーがスペースを使いやすいように残りの選手が片側に寄る。使う時の理由はいくつかあるが…この場合は見たままなのだよ。つまり、両チームエースの1on1だ｣
名前は本で見たことはあったが実際の試合で見るのは初めてだ。
私は食い入るように試合を観戦する。
『…速い』
あの火神くんをあっさり抜き、日向さんも抜いた。
でも火神くんが何とか追いつきブロックする。
誠凛も速攻で巻き返そうとするが、青峰にブロックされ第2Qは10点差のまま終わった。
『いやー、流石キセキの世代は違いますね〜』
緑｢言っておくがお前の両隣にいるのもキセキの世代なのだよ｣
黄｢そーっスよ！｣
『……ホンマや！』
両手に花じゃなく両手にキセキの世代。
私、凄い人達と知り合いになったな。
黄｢それにしても青峰っち……｣
緑｢全く…気に食わん奴なのだよ……｣
2人は青峰くんを見つめながら苦い顔を浮かべていた。
『どうかしたの？』
緑｢鈍すぎる。まるでやる気がなかったのだよ｣
『え、あれで？』
今のプレーも普通の人に比べたらずっと速い。
なのに鈍すぎる……てことは、本気を出したらもっとやばいってこと…？
ていうかその前に、
『私、あの人嫌いかも……』
緑｢む、何故だ？｣
黄｢青峰っちのことっスか？｣
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ワダ(プロフ) - 雪泉さん» 夢主ちゃんと高緑の絡みがほんとに好きです笑更新楽しみにしてます！ (2020年3月25日 4時) (
レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
雪泉(プロフ) - ワダさん» コメントありがとうございます！本当ですか！？ありがとうございます！もう自己満のお話で読み手の皆様ガン無視の内容になりつつありますがどうか緩ーく読んでいただけると嬉しいです！更新頑張ます！！ (2020年3月24日 17時) (レス) id: fe3260901f (このIDを非表示/違反報告)
ワダ(プロフ) - 声出して笑う場面沢山あって読んでいてとても面白いです笑更新頑張ってください！ (2020年3月24日 13時) (レス) id: 24a14ce40a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪泉 | 作成日時：2020年3月21日 17時
