桜柱、死んじゃったんだって。 (ページ7)

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7話（過去編）ページ7

『ッッッ！！待てっ！！！逃がすか！！！！この命を捨ててまでカナエさんの仇は取るッ…………！！』

童磨「わぁ………ッ！！凄い！早いね！！」

童磨「でも、ダメだよ？」

『桜の呼吸！！壱の型！！夜桜！！』

童磨「息をしなくちゃ、死んじゃうでしょ？」

トンッ

ドサッ

5分後

『ッカナエさん！！！！』

カナエ「…………A………、起き……たのね……」

『カナエさんッ！！喋らないで！！』

『大丈夫です、カナエさん、蝶屋敷…………蝶屋敷に行けばきっとその傷も治ります！！カナエさん、止血してください！！』

カナエ「……………A………きっともう私は…………助からない………だから………しのぶの所へ連れていってくれるかしら………？？？」

『はい………今まで………稽古を………つけて下さって………ありがとうございました………貴方の継子ではなかったけど………カナエさんに稽古をつけて頂いて………ッ！！幸せでした……ッ！！』

カナエ「泣かないで………しのぶを…………蝶屋敷の皆を宜しくね……」

『みんなの事は………任せてください』

鴉「カァア！！カァア！！ツイタゾ！」

しのぶ「姉さん！！！どうして………こんな……ッ！！」

『ごめん……………なさい………』

しのぶ「え…………？A………？」

『私が………未熟なせいで…………カナエさんを………殺してしまった…………ごめんなさい………ごめんなさい…………ッ！！』

『ごめんなさいッ！！』

カナエ「…………A………謝らないで………上弦の鬼は………柱3人に匹敵するわ………柱2人で1人は生き残ったの………充分にすごいわ………ね……？」

しのぶ「上弦！？上弦の鬼に会ったの！？どんな鬼！？上弦の何だったの！？」

『上弦の…………弐で………頭から血を被ったような鬼だった…………』

『ごめんなさい………ッごめんなさい……守れなくて…………未熟でごめん……ッ！！』

『また守れなかった……ッ！！私のせいで貴方の姉まで殺してしまった……！！』

『ごめんなさ…………』

ドサッ

しのぶ「A！？…………Aの鎹鴉！！隠の人を呼んできて！」