6話(過去編) ページ6
童磨「一撃一撃は重いんだけどな〜だから、一撃で大抵の鬼は倒せだろう、でも俺はそうはいかないぜ?」
童磨「俺は女ばっかり食べたからな!!女は栄養が沢山あるんだ!」
『ハッ!人間の栄養とか私は鬼では無いのでわかりませんが…………貴方の事は分かりますよ!!』
童磨「何が分かるんだい??」
『貴方がイかれてるってことです!!』
童磨「煽るのが下手だねぇ………そんな元気に言われても………」
チッ、少しは調子狂うと思ったのに…………流石に難しい…………しかも相手は氷を操っている………
もしかして私が煉獄さんと任務を入れ替えてもらわなかったら煉獄さんの炎で溶かせたのかも………
『ッあぁぁぁぁ!!』
『もうやだぁぁああ!!考えたくなぁぁああい!!』
童磨「わぁ………君の方が頭おかしいんじゃないの?」
『あーあー!!今の私は可笑しいよ!!だって自分のせいで大切な人を失おうとしてる!!』
カナエ「A…………冷静に………なって……」
童磨「ふーん?…………急に馬鹿にしたり、急に叫んだり…………君面白いねぇ………鬼にしちゃおっか!!」
カナエ「ッ………!!ダメ…………ッ!!」
童磨「しーっ、今喋ってるんだから………大人しくしててね〜???」
ザクッ
カナエ「かは………っ!!」
童磨「あぁ〜、口から血が……………勿体無いな〜…………………ん?」
童磨「ンン〜〜???あれぇぇ??良く見たら二人とも凄い別嬪さんだねぇ〜〜!!良し!決めた!二人とも鬼にして傍に置いておこう!一人はずば抜けて可愛いし、もう1人は優しそうだしね〜」
『鬼になんて………ッ!!なるものか!!』
童磨「そうか〜、じゃあ、君は生かしておこうかな〜、そっちの子はきっともう死ぬだろう、出血が酷い…………君は後から取りに来るから、準備しててね〜」
『……………は………?』
生かす…………?取りに来る………???
何それ………??私は鬼に生かされる筋合いなんて無い!!それに私は物じゃない!!!
『待てっ!!!』
童磨「ごめんね〜、その子、食べてあげたかったんだけど、もうすぐ日が昇っちゃうからさ〜、じゃあね〜!!」
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瑠偉(ルイ) - 頑張って下さい! (2020年3月12日 14時) (レス) id: fd731e3884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まな | 作成日時:2019年12月23日 7時