2話(過去編) ページ2
まぁ、こんな話だよ。錆兎は私の親友だった。義勇もね。全員で、鱗滝さんの所へ帰りたかった………。
まぁ、私は7日間生き残った。その次の悲劇っていうものは付き物だよね。
私は、最終選別が終わった後、柱になった。特別な柱。桜柱になった。
桜の呼吸は私が生み出した…………派生した呼吸だ。花の呼吸から派生している。花柱のカナエさんに稽古を付けてもらった。だから、私は花の呼吸も使える。
きっと御館様は2つの呼吸が使えるから沢山戦えると思って柱にしたんだろう。決められた事を破って私を柱にしてくれた。
カナエさんは凄く喜んでくれた。
しのぶちゃんも一緒に喜んでくれて………
カナヲちゃんは「おめでとうございます……」ってちょっと照れながら言ってくれた。
嬉しかった。
その後にカナエさんが煉獄さんとと合同任務に行くと聞いて私は煉獄さんにお願いして任務を代わってもらった。
私はまだ柱になって二月しか経ってなかったからカナエさんのお手本を見てもっと技を磨こうと思った。でもそれが、カナエさんを殺してしまうだなんて思って無かった。
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しのぶ「じゃあ、姉さん、A、気を付けてね。今度の鬼は女の人ばかり狙うんでしょ?しかも可愛い女の子ばっかり!2人とも可愛いし美人だから狙われるわ!!絶対に帰ってきてね?」
カナエ「ふふふ、しのぶは心配症ね〜、大丈夫よ〜、だってAがいるんだもの〜」
『え〜?買い被りすぎですよ〜!』
カナヲ「…………A様………が、頑張って来て下さい………」
『〜〜〜〜ッ!!うんッ!頑張るっ!』
幸せの絶頂に居る時こそ、絶望に落ちやすいのに、私は私は忘れていた。
『ではカナエさん、行きましょうか!』
カナエ「えぇ!少し早く行って甘味処へ行きましょう〜」
『私、みたらし団子食べたいです〜!!』
カナエ「じゃあ、早く行かなきゃね!行きましょう!」
『はいっ!』
アオイ「待ってくださーい!!カナエ様ー!!A様ー!!」
『??、アオイちゃん?どうしたの?』
アオイ「あっ、あの!これ、なほとすみときよと私で作ったブレスレットで…………お守り代わりとして………持っていってください!」
『わぁ………!綺麗!』
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瑠偉(ルイ) - 頑張って下さい! (2020年3月12日 14時) (レス) id: fd731e3884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まな | 作成日時:2019年12月23日 7時