172話「無象に合わせてやんよ！」 ページ27
クロコダイルside
「あ、」
「「『？』」」
「…会ってみてぇなぁ…」
と照れ臭そうに言う。
「どんな奴なのか気になるし…それに、稽古とかつけてもらいてぇなぁ…元々、教育係だったらしいし…」
まぁ、無理な話だけどなと付け加えるように言った。何処となしかその表情は悲しそうだった。
『…じゃあさぁ、チキン』
「あ？」
『私が無象に合わせてやるよ！』
フフンッ！と自信満々にAは言った。
コイツの事だ、実は私でした〜っていう展開で脅かすんだろうな。
ハァと半分呆れながらも砂にした手を元に戻した。
「お前が？」
とチー・キンは首を傾げだ。
『おう！』
「無理だろ」
スパッとAにチー・キンは吐き捨てる。だが、Aは諦めない。
『大丈夫だ！クロコちゃんが捕まれば…(ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「おい、コラ」大丈夫だって！その後、逃して匿うからさぁ！』
まるで安心しろ、絶対助けると言わんばかりにニイッとコイツは笑った。
ん？待て、まさかコイツ、ガチで自分が無象だって事に気付いてねぇんじゃねぇのか。いや、忘れたと言うべきか？
『よし！ダズも一緒に頑張ろうぜ！』
ﾀﾞｽﾞ「え？あ、ハイ」
あ…完璧に忘れてるなコレ。
ハァ〜と俺はは深い溜息をした。心なしか頭痛もする。
嘘だろ…アイツ…！！
あんなにアイツ自分の通り名が欲しいってセンゴクにねだって、仕舞いには、俺や他の七武海達にでんでん虫で報告してたのにか？！
嘘だろ？！
クロコダイルは改めてAの異常に気づき始めた。
『んじゃあ、チキン。私が上手く海軍側を説得して無象と合わせてやるよ！』
「ほ、本当か？！だが、どうやって…」
『え、え〜と…』
とAはきょどる。恐らく自分が海軍大将で海賊と居てると言う事がバレたら不味いからだろう。
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「…コイツと俺の知り合いに偉い立場の海軍が居んだよ、ソイツを使ってだ」
と言うとチー・キンは成る程と言い納得した。コイツ、もしかしたら本当は良い奴なんじゃねぇのか。
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さくさくぱんだ - めっちゃ面白かったです！一人で笑って家族に変な目で見られましたwwwこれからも頑張ってください！！！ (2020年5月16日 15時) (
レス) id: 4623fb3585 (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - 脳内で天鰐がクロコちゃんボイスで流れてお茶吹き出しちゃったwwwこれからも更新頑張ってくださいwww (2020年4月10日 17時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
●REC(プロフ) - ここまで一気に読みました。主人公ちゃんのテンションに引っ張られて楽しそうにするみんなが好きです。更新頑張ってください！ (2020年4月6日 18時) (レス) id: 86e634b30e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです頑張ってください！ (2019年9月6日 16時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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