171話「無象ファン」 ページ26
「あー！もう、怒ったぁ！俺を怒らせたぁ！もう、絶対に捕まえてやる！一生、いや、その先もずっと牢獄で苦しんでろ！」
ビシッとチー・キンは指を指してきた。
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「フンッ…やれるものならやってみろ、絶対に(Aが何かして)掴まらねぇから」
『あれ、ちょっと待ってクロコちゃん。今何か()が見えた気がしたんだけど』
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「気のせいだ…そもそも、今お前にそれが出来る兵力があるのか？無いだろ。周りを見ろ。全員ぶっ倒れてんぞ」
とクロコダイルは鈎手でチーキンの辺りを指した。クロコダイルの言う通りチー・キン以外の海兵は皆倒れていた。否、気絶していた。
チー・キンはギリッと歯を食いしばり悔しそうにした。
「クロコダイルを捕まえれば"無象"の地位を奪い取れると思ったのに！」
「「『無象？』」」
「何だテメェら無象も知らねぇのかよ！」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ(知っているも何も…)
ﾀﾞｽﾞ(無象は…)
『知らん！』
((コイツだ！！))
そう、無象はAが散々センゴクに強請って作ってもらった通り名である。
「仕方がねぇ、俺が教えてやるよ！
…"無象"突如現れた謎の人物。」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「ナレーションに入るとキャラ変わるタイプか」
「一々、うるせぇな！まずは話を聞け！
…"無象"海軍本部元帥のセンゴクに誘われ、青雉の手を握り潰し海軍大将になったとか…
噂では性別は女で政府や海賊など友好関係が非常に広い。もし、敵に回したらそれが最後。
…無象を知っている者は極僅か、そもそも無象が存在しているのかすらはっきりして居ない。
…俺はそんな無象の地位を奪い取り、海軍大将になる！それが目的だ！」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「別に…他の大将でも良くねぇか？さっきの話で無象を狙う理由が特に無いだろ。」
「ある！無象は強くてカッコよくて…あの、娑伽羅のコタロウを倒した事もあるんだ！俺が海軍に入った理由はそいつの地位を奪う為だ！」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「良く分からねぇが、お前が無象好きで無象に憧れて海軍に入った事は分かった」
と言うとチー・キンは図星を突かれたようでなっ！と声を上げた。
「んなわけ…ねぇだろ！俺は無象が大っ嫌いだ！」
プイッと、まるで中々懐いてくれない猫かのようにそっぽを向いた。
するとAはチー・キンはその無象って奴に会いてぇのか？とAはワクワクしながら言った。クロコダイルはAがそういう風に聞くのでそろそろ頃合いだろうと手を砂に変えた。
172話「無象に合わせてやんよ！」→←170話「わぁ！あそこに駄々っ子がいる！」
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さくさくぱんだ - めっちゃ面白かったです！一人で笑って家族に変な目で見られましたwwwこれからも頑張ってください！！！ (2020年5月16日 15時) (
レス) id: 4623fb3585 (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - 脳内で天鰐がクロコちゃんボイスで流れてお茶吹き出しちゃったwwwこれからも更新頑張ってくださいwww (2020年4月10日 17時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
●REC(プロフ) - ここまで一気に読みました。主人公ちゃんのテンションに引っ張られて楽しそうにするみんなが好きです。更新頑張ってください！ (2020年4月6日 18時) (レス) id: 86e634b30e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです頑張ってください！ (2019年9月6日 16時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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