168話「騙す」 ページ23
まずは________
「クロコダイル」
コイツを墜とす。
ダズ・ボーネス、サー・クロコダイル、コートの奴この3人を捕まえるのが今回の俺の目標だ。
「さっきの2人は仲間か？」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「……ああ」
「仲間に裏切られたのか？」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「…ッ…ああ」
ほら、歯を食いしばった。当たりだ。
人間って言う生物は信頼していた仲間に裏切られるとしばらくの間鬱になる__________
「悔しいよなぁ？憎いよなぁ？めちゃくちゃにしたいよなぁ？」
________だが、それは一時期。それが過ぎたら憎しみや怒りに変わる。
俺は笑いが底からこみ上げでくるのを堪えて、少し眉毛を吊り下げながら大丈夫だ俺はお前の味方だ。裏切らない。とひたすらクロコダイルの耳元で優しく呟いた。
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「______本当…か？」
とクロコダイルは目を見開き期待に満ち溢れた表情をしていた。
__________ああ、良い気分だ人を"騙す"ってのは…
「本当だ。俺はずっ……とお前の味方だ」
よしよしと俺はクロコダイルの背中をさするとクロコダイルはありがとう、ありがとう、とひたすら泣きじゃくりながら言った。
「クロコダイル、お前はどうしたい？」
あえて、アイツらとは言わない。言うと俺が利用しているのがバレる恐れがあるからな。
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「俺は…アイツらを……」
よし、アイツらと言ったぞ…！！！
殺したいと言え！
もう少しだ！
もう少しで、コイツをこっち側に付けてアイツらを捕まえられ………
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「_________信用したい」
真っ直ぐな目でそう言った。
ドゴォォォオオンッ！と大砲の弾が俺達目掛けて飛んできた。
気がつくと部下達は大砲の威力の衝撃で俺を含めた全員が吹っ飛んだ。
一体何が起きて……
ハッ！クロコダイルは！
辺りを見回すが、クロコダイルの姿は無い。
さっきの大砲の衝撃でやられたか？！いや、元七武海でも流石にそれは無いか…じゃあ、一体何処に…。
「中将！建物の上にクロコダイルが……ッ！！！」
と部下が指をさす方向を辿るとそこには、クロコダイルが居た。否、ダズ・ボーネスとコートの奴も。
「クロコダイル！何故そこに居る？！裏切られたんだぞ？！悔しく無いのか？！憎いだろ？！だから！こっちに……」
ｸﾛｺﾀﾞｲﾙ「煩わしいんだよ」
フーと葉巻を片手に白い息を吐いた。
いつの間にか、外されていた筈の左手には鈎手が装備されていた。
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さくさくぱんだ - めっちゃ面白かったです！一人で笑って家族に変な目で見られましたwwwこれからも頑張ってください！！！ (2020年5月16日 15時) (
レス) id: 4623fb3585 (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - 脳内で天鰐がクロコちゃんボイスで流れてお茶吹き出しちゃったwwwこれからも更新頑張ってくださいwww (2020年4月10日 17時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
●REC(プロフ) - ここまで一気に読みました。主人公ちゃんのテンションに引っ張られて楽しそうにするみんなが好きです。更新頑張ってください！ (2020年4月6日 18時) (レス) id: 86e634b30e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです頑張ってください！ (2019年9月6日 16時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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