本気だからこそ3 ページ32
としみつ目線
としみつ「俺と付き合ってください｣
「え……？｣
つい出てしまった言葉
どうやって誤魔化そう
どうやって乗り切ろう
そんなことが頭をよぎった
「と……しみ……つ？｣
としみつ「え……あ｣
「冗談だよね……？｣
としみつ「……うん｣
俺だけ抜けがけする訳にはいかなかった
ここで告白するのは
なにか違うと思った
「だっ……だよねぇー｣
ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾘﾝ
ちょうどよくなった風呂が溜まった音
「お風呂入ってくるね！｣
としみつ「おっ！おう！｣
最悪だ
絶対嫌われた
とりあえずてつやはめんどくせえから
虫かりょうに相談するか
りょうだな
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
りょう「もしもしどしたの｣
としみつ「やっちまった｣
りょう「なにしたの？｣
としみつ「告っちまった｣
りょう「……は？｣
としみつ「いやほんとまじで告る気はなかったけど告ってしまった｣
りょう「んーとしみつ嫌われたね｣
としみつ「あぁ｣
りょう「冗談ってゆったでしょ｣
としみつ「うん｣
りょう「あー終わったね｣
としみつ「……｣
りょう「Aってそーゆーの1番嫌いだよ？｣
としみつ「わかった、ありがとな｣
りょう「うん｣
やってしまった
もう無理だ
としみつ「はぁ｣
「としみつ、｣
としみつ「！？｣
ぼーっとしていたらいつの間にか時間が経っていた
「あのね、としみつのこと嫌いじゃないからねっ！
好きだから！
さっきのもなんかの間違いでしょ？
だから、ため息なんかつかないで！｣
と言って
こっちを見つめる天使
えなにかわいい
としみつ「あ、うんありがと｣
「わらったぁぁぁ｣
としみつ「俺だって人間だぞ｣
「よかった｣
本気だ
本気で好きだ
俺は彼女と
結婚したい←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 271人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おにぎり(プロフ) - にゃんたさん» 申し訳ございません、出来るだけ早く出しますのでもう少しお待ち下さい (2019年3月3日 8時) (
レス) id: 63a9db51d2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんた - いっくん好きだからできるだけ早くだしい欲しいです… (2019年3月3日 2時) (レス) id: 5c8236770e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おにぎり | 作成日時：2018年10月31日 15時
