声4 ページ41
としみつ目線
としみつ「ちょっと行ってくる｣
てつや「おいっ……｣
ｶﾞﾁｬ
「と……しみつ？｣
彼女は泣いていた。
としみつ「なんで泣くんだよ｣
「ごめっ……ごめんなさ……いっ｣
としみつ「泣くぐらいならゆってくれりゃあ良かっただろ｣
「ごめんっ……｣
としみつ「謝るだけじゃわかんねーだろ！｣
ついきつい言い方をしてしまった。
「……としくんっ……｣
としみつ「なんで……会うなら会うって言えよ。嘘なんかつくな｣
「……｣
としみつ「いやなのか？｣
「いや……じゃないよ｣
としみつ「じゃあなんで泣いてんだよ｣
「みんなに嘘ついたから……｣
としみつ「……今からでも遅くないと思うけど？｣
「え？｣
そういって俺は彼女に手を差し出した。
としみつ「いこ｣
「うん……｣
彼女の目からは未だに涙が流れていた。
いつだってそうだ。
自分で抱え込むんだ。
俺じゃ頼りないのか。
______________________________
てつや目線
としみつとボロ泣きのAが降りてきた。
Aは全て話したあとひたすら嘘ついてごめんとか黙っててごめんと謝り続ける。
俺たちは大丈夫と言っても聞こえていないかのように謝り続けていた。
としみつの隣で。
てつや「もういいよ、言ってくれたならそれでいいし｣
虫眼鏡「そうだよAちゃん泣かないで？｣
「ありがとう｣
なんか弱々しいAを見るのは久しぶりだ。
としみつ「落ち着いた？｣
「うん、ありがとうとしみつ｣
としみつ……なのかあ
てつや「んで。結局会うの？｣
「うん。会う｣
としみつ「ついていくか？｣
「大丈夫だよ｣
虫眼鏡「ほんとに？｣
「うん！｣
ｶﾞﾁｬ
しばゆー「やあ皆のもの……って、は！？お前ら僕ちんの親友泣かしたのか！？｣
てつや「いや待て待て｣
しばゆー「なんでもいいからとりあえずおいで！｣
「しば……｣
としみつから離れる。
その目はしばゆーをしっかり捉えていた。
しばゆー「何があったのだ？｣
てつや「かくかくしかじか……｣
しばゆー「お前は嘘つくな！そして泣くなよ！｣
「はい｣
しばゆー「んであいにいくの？｣
「うん｣
りょう「やっぱ心配だし後ろから見てるから｣
虫眼鏡「なんかあったらまずいしね｣
「ありがと｣
なんかAは自分勝手だなって思う時がある。いいように言えば1人で抱え込む。まあそれが普通なのだろう。
てつや「あーかわいっ！｣
俺はそんなお姫様に抱きつきに行った。
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なすび - 主人公めっちゃビ◯チだけど面白かったです！ (2020年11月11日 16時) (
レス) id: 088ecaff97 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - ゆきさん» 了解しました！只今書いているお話が終わり次第書かせていただきます (2019年5月20日 18時) (レス) id: 63a9db51d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - お返事有難うございます！ドキドキする感じのピンクめだと嬉しいです笑。主人公ちゃんが照れたりしたら可愛いですよね笑！ (2019年5月20日 15時) (レス) id: be8bc62c3d (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - ゆきさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！てつやいいですよね！！！どんな話がいいとかご希望ございますか？あれば聞かせていただきたいです！ (2019年5月18日 20時) (レス) id: 63a9db51d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - こんにちは！いつも楽しい作品をありがとうございます！私はてつやくん推しなのでてつやくんのお話を書いて頂けたら嬉しいです！これからも応援しています！ (2019年5月18日 14時) (レス) id: be8bc62c3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マナ | 作成日時：2018年8月22日 23時
