打ち解けてきた ページ19
昨日の夜はイゾウさんが来る前にしっかりと寝落ちてしまった。
朝起きると隣にイゾウさんはいなくて少し寂しい。寝ぼけた頭でどこにいったのか考えているとドアが開いた。
「あれ、イゾウいねえの？」
『エース…さん…？』
「おう！Aだよな？昨日は宴の時に話そうと思ってたんだけどよ、すぐイゾウに連れてかれたから話せなかったんだ！だから初めましてだな！」
『初めまして…』
身体を起こして頭を下げる。エースさんも頭を下げていた。
「何やってんだお前ら。」
「あ、いた。探してたんだ！Aの分の箪笥出来たから取りに来いってさ。」
「ああ、ありがとな。」
イゾウさんが戻ってきた。手には水が入ったコップがあった。
「じゃあな。A、これからよろしくなー！」
『こちらこそー！』
声が少し掠れていると思ったらイゾウさんが水をくれた。なんでも、海の上なのに少し乾燥しているって。グランドラインは不思議だ。
『ありがとう。』
「俺にも少しわけてくれ。」
『はい。』
私が口をつけたのも気にせずにイゾウさんは水を飲み干した。
「冷やしてくればよかったな。悪い。」
『いや、全然。ありがとうございます。』
そのまま空のコップを持ってまたイゾウさんは出ていく。
「置いてくる間に着替えておいてくれ。そしたら一緒にご飯を食べに行こう。」
『はーい。』
ずっと感謝しか言ってない気がする。素早く着替えて布団を畳んで待っていると、ノックされた。
「入っていいか？」
『はい、行きましょ！』
2人で食堂に向かった。
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はなやぎ(プロフ) - りかさん» えっ、すっごい嬉しいです！お褒めのお言葉ありがとうございます！！ (7月25日 22時) (
レス) @page18 id: bc10c687fc (このIDを非表示/違反報告)
りか - 一気に読んじゃうほど面白かったですー！ただの愛されじゃないのめっちゃリアルで怖いけど面白かったですよ (7月25日 20時) (レス) @page4 id: 05d2025b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなやぎ | 作成日時：2023年5月18日 0時
