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その日の夜も変わらずバイトに向かったあたしが退勤して外に出るとジミンが待っていた。
『もう、迎えはいいよって言ったのに。』
JM「俺がしたくてしてることだから、こういう時は素直に甘えちゃえば良いんだよ。」
無意識に繋がる手は、本当にカップルみたいだ。
『ねぇジミン。あたしが記憶を取り戻したらさ、どうなると思う？』
JM「どうしたの急に。」
『みんなはさ、あたしの覚えていない半年間を覚えてる訳でしょ？それで記憶を取り戻す手伝いをしてくれるってことは、きっとあたしにとってその記憶は大切で幸せなものだったんだと思うの。』
ジミンがあたしの手をギュッと握りしめて真剣な顔でこっちを見ている。
『…でも、神様に取り上げられちゃったのかな。おまえは幸せになる資格がないって。』
こんなネガティブなことを言ったところで、どうにもならないことは分かっているけど、ずっと思っていた事だった。
柄にも無く涙で視界が歪んだ瞬間、ジミンが優しくあたしの身体を抱き締めたのが分かる。
JM「何言ってるのA。その記憶は、Aのものだよ。他の誰のものでもない。大丈夫だから。」
年下にこんな風に慰められるなんて何て情けないんだろう。
だけど背中をさする手に元気を貰えるのは事実で、ジミンの優しさが身に染みてくのが分かった。
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mizuki_(プロフ) - 更新待ってます！！ (2018年6月5日 22時) (
レス) id: a6555466ed (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 大量更新さありがとうございます！！続きあが本当に気になりますし、ゆんぎとのお付き合いが1番楽しみです！これからかも更新頑張ってください！ (2018年3月23日 23時) (レス) id: f373a99054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonta
| 作成日時：2018年3月23日 6時
