この恋、期間限定につき。 (ページ6)

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ジョングクに頼まれた牛乳と、あいつらに持って行ってやってというジンさんからのサービスフードを運んで再びVIPに向かう。

『これ、ジンさんからサービス。はい、ジョングクは牛乳ね。』

HS「ジンヒョン気前いいな～！」

TH「後でお礼言わなきゃね～。」

JM「てかジョングギまた牛乳？」

JK「身長伸びますよ、ジミニヒョン。」

JM「うるさい！」

いつだって彼らは仲良しで、本物の兄弟さながら。
それは昔から変わらないことをあたしは知っている。

JK「A、もう戻るの？もうちょっと此処に居れば？」

『今日は金曜日。ただでさえ週末で忙しいのにみんなのおかげでいつも以上に大盛況なの。休んでる暇はありません。』

JK「じゃあ仕事終わったら付き合って。」

『気が向いたらね。』

どう考えたって今日の営業後に付き合う体力なんて残っていないと思うけど。

益々賑わうフロアの人混みを掻き分けてカウンターに戻るのはなかなか大変。

ジンさんはずーっと早く帰りたいオーラを出しているけど、たぶん延長営業だと思うから彼が帰る事が出来るのはまだまだ先になるだろう。

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