この恋、期間限定につき。 (ページ41)

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__40 YGside ページ41

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TH「ごめんなさい、ユンギヒョン。」

YG「別に。半年も経つと、いい加減吹っ切れるからな。……本当なら、Aと俺は今も付き合ってるはずだって。でもそもそも付き合い始めた頃の記憶すら、Aにはない。だから俺たちはただの同居人、それだけだ。」

この半年ずっと思ってはいても口に出さなかった事実。いざ口に出してみると虚しいもので、自然と煙草に手が伸びる。

ライターのカチッという音だけが虚しく響くこの部屋で、何故か暗くなってしまった雰囲気に更に靄をかけるだけ。

YG「気にすんなよテヒョン。ジミンもありがとな、気遣ってくれて。」

ジミンの頭を撫でてやれば、少しだけ安心したようで、テヒョンも申し訳無さそうな顔をしていたけど、小さく頷いた。

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JN「えーっと…話戻していい？」

その空気を一掃するようにジンヒョンは手を挙げて発言するから、本当にこのヒョンは良い意味も悪い意味でも空気を読まない人だと思った。

JK「もう、なんなんですか、早く話してくださいよ。」

JN「だからね、恋をしようって言ってるの！Aと！」

HS「ジンヒョン…分かってます？Aの記憶には無くても、事実上Aとユンギヒョンは付き合ってるんですよ？」

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