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JN「その様子だと、相変わらずみたいだね。」









『何も変わってないですよ。ユンギとはただ…住所を共有してるだけなので。』









JN「…そっか。あ、近々顔出すって言っといてよ。」









『きっと用がねぇなら来るなって言われますよ。』









JN「それでも行くのが俺のいい所だからね。」









ニッコリ笑うジンさんの手はシェイカーを振る作業を休まない。









「やだ、あれジョングクくんじゃない?!」





「きゃー!かっこいい〜!」





「今日は来てないって話だったのに来たんだ!VIP勢揃いじゃん!」









騒がしかったフロアがより一層騒がしくなり、それが何のせいなのかなんてそこに視線を向けなくても分かってしまう。









JK「おねーさん、牛乳一杯。」









後ろから覆い被さるようにして体重をかけてくるその人。









『…分かったからどいて。みんな見てる。後で文句言われるのはあたしなの。やめて。』









JK「はいはい。じゃ、VIPに引っ込んでまーす。」









JN「おいジョングギ!先輩に挨拶は無しか!」









JK「あ…ジンヒョン。いたんですね。今日もお仕事ファイティン!」









JN「おまえ〜!消費期限切れの牛乳出すぞ!」









JK「冗談ですって。ほら、早く仕事しないと。」









大きなフードから覗く顔はとても可愛らしいのに、まだまだ成長期なのか見るたび背が伸びているような気がしてならない。









『すぐ持ってくから!』









VIPに向かう後ろ姿に声を掛ければ振り返ってニッコリ笑うもんだから、危うく心臓を撃ち抜かれるところだった。









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作者名:nonta | 作成日時:2018年3月20日 9時

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