この恋、期間限定につき。 (ページ11)

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洗濯物を干し終えて、やっと寝床に辿り着けると思ったその時、リビングのソファの上の主がむくっと起き上がる。

YG「あ～腰いてぇ。…今何時？」

『もうすぐ7時。ここで作業するのはいいけど寝るならちゃんと部屋に戻りなよ。まじで腰痛めるよ。』

YG「めんどくせぇんだよ。…はぁ、シャワー浴びてくる。おまえこれから寝るんだろ？」

『うん。金曜日プラスVIPの影響で延長営業だったからもうクタクタ。…じゃあ、おやすみ。』

YG「ん。おやすみ。」

『あ、そういえばジンさんが近々顔出すってさ。』

YG「チッ、どうせ大した用もねぇくせに。用がないなら来るなって言っとけ。」

『そう言うと思ってそう伝えたら、それでも行くのが俺のいい所だって言ってたよあの人。諦めなよ。』

YG「はぁ、めんどくせ。」

心底うんざりしたような顔でお風呂に向かって歩いて行くユンギの背中を見届けたあと、寝室に辿り着いたあたしはまるで泥のように眠りについた。

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