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大体、この人とは先週そういうことがあってから今日まで、会っても無ければ連絡だって…あ、そういえば最近知らない番号から頻繁に電話がかかってきてたけどもしかしてこの人か?
確か番号は交換したような気がする。









色々と考えていると目の前の男は手がワナワナ震えているし、目は血走っていて、今にも殴りかかってきそうな勢いだった。









けれど気怠そうに座る男が突然吹き出したことにより事態は一変する。









YG「は〜、傑作。タダのアバズレだと思ってたけど違うんだな、そういう女、嫌いじゃない。」









『はい…?』









椅子から立ち上がると、ユンギという男はあたしの目の前に立つ男に近付いた。









YG「なぁ、何が俺の女だよ。女にここまで言われてだっせぇな。こんなクソめんどせぇことに巻き込んでくれやがって、おまえもういいから二度と目の前に現れるな。」









冷めた目でそう言い放たれた茶髪男は一瞬で顔が青ざめていくのが分かる。









「いや、あの、すまなかった。」









YG「別に謝らなくていい。今すぐ消えろって言ってる。」









まだ何か言いたそうなその男が口を噤んでトボトボとその場を去ったのは、ミン・ユンギの目が人1人簡単に殺せるくらいに冷め切っていたから。









それでも最後まであたしと、中学生の男の子にはガン飛ばしていたけど、ミン・ユンギの前にいた茶髪男は蛇に睨まれた蛙そのもので、ひどく滑稽だった。









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作者名:nonta | 作成日時:2018年3月20日 9時

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