_____184 JKside ページ35
歌謡祭のオープニングを終えて舞台袖に戻ると何やらスタッフたちが慌ただしいのにみんなが気付いた。
どうやら音響機材のトラブルでマイクだけが生きている状態らしく今復旧作業をしているらしい。
とはいえ収録番組ではなくこれは生放送。
限界というものがある。
今日の為に来てくれているファンがたくさんいるのに、パフォーマンスを届けることが出来なくなってしまったらきっと悲しい思いをさせてしまうだろう。
控え室ではみんな静かに待機していた。
ほんのわずかな間パンPDと一緒に控え室を出たAヌナが控え室に戻るなり急にキャップを貸してくれと言ってきて、驚きつつもキャップを渡せばヌナは結んでいた長い髪をほどきそれを目深に被って一目散にステージへと駆けて行った。
何をする気なのか気になって追いかけようとすればヒョンたちにどこに行くんだと声を掛けられたけどそれを無視して走って追いかける。
舞台袖で何やらパンPDと話した後マイクを受け取ったヌナはそのままステージへと歩いて行く。
照明がついて真っ暗だったステージが薄暗く照らされ、ざわついていた会場がしずまると、ヌナが大きく息を吸い込んだのが分かった。
JK「え…これって…。」
思わずそう口に出てしまうくらいには、それは衝撃的な出来事だった。
どうやら追いかけてきたヒョンたちも舞台袖に辿り着いて、ステージで歌っているLierの姿を見て驚いている。
ステージで歌っているのはまさにLierで、CMで歌っていたAmazing Graceが会場に響き渡っていた。
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ぶぅ - 更新楽しみです(^-^)頑張ってください！ (2018年1月10日 18時) (
レス) id: 5f8ac1065a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - たくさん更新してくださって、本当に嬉しいです！更新頑張ってください！ (2018年1月9日 20時) (レス) id: 9fe5426be1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 更新頑張ってください！応援しています。ファイティン！p(^_^)q (2018年1月9日 18時) (レス) id: 323d4fe192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonta
| 作成日時：2018年1月9日 11時
