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TH「はい、着いたよ〜。」
早く降りてと促され車を降りると目の前には馬鹿みたいにデカい高層マンション。
『あの、ここまで来といてあれだけど、ご両親は？こんなびしょ濡れの女連れ込んで何も言われないわけ？』
TH「言われない言われない。だってここ実家じゃないし。俺の一人暮らしの家だから。」
お金持ちだってことは知ってたけど、まさか高校生の息子にこんな高級そうなマンションで一人暮らしをさせるほどぶっ飛んだご両親だとは知らなかった。
『あ、そう…。』
もう何も言えないですと言うように私は大人しく彼について歩く。
グングン昇っていくエレベーターはあろうことか最上階で止まった。
そして開いたエレベーターの先はワンフロアまるごとキム・テヒョンの家だと言うのだから私は一生分の驚きを使ったような気分だ。
TH「さ、どうぞ〜。」
『お邪魔します…。』
TH「こっち来て。」
私の手を引いて彼が向かったのはまた馬鹿みたいに広いお風呂場で。
『ちょ、ちょっと！何してるの！自分で脱ぐからいいってば！』
どうやらずぶ濡れの私にお風呂を貸してくれる気らしい彼はあろうことか私のワイシャツに手をかけた。
別に今更男の前で服を脱ぐことを恥ずかしがったりなんてしないけど、それでもこんな明るい所で、アザだらけの身体を見られるのは流石に嫌だ。
けれどそんな抵抗もむなしく恐ろしく早い手さばきでワイシャツのボタンを外した彼はスカートのホックまでいとも簡単に外した。
ハラリと舞い落ちた私のワイシャツと床に落ちてまるでドーナツのようになっているスカート。
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alexandrite_bbc(プロフ) - ものすごく面白いです！更新とっても楽しみにしております！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
泉楓(プロフ) - このお話大好きです！面白くて続きがホントに楽しみです！更新待ってます！ (2018年1月25日 12時) (レス) id: e4e12326fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nonta
| 作成日時：2018年1月6日 14時
