In their youth 3. ページ35
バスケの一件で何か変化があったか？
答え、全くなし。Aも通常通り。喜んでた俺がアホみたいだ。
次の日普通にあっちから挨拶してきたし、こっちから距離詰めても反応なし。あれは一体なんだったんだ。
YG「お前の従姉手強すぎなんだけど」
放課後に偶然会ったジョングクにカフェで愚痴る。するとジョングクは面白そうにケラケラと笑った。笑うな。
JK「そりゃ手強いよ。ヌナは鈍感だからね〜告白されてやっと気づくって感じ」
YG「A告白されたことあんの？」
JK「うん、たっくさん。ユンギヒョン好きならヌナがモテる理由分かるでしょ」
誰にでも優しいところ。気さくで明るいところ。Aがいるだけで場が和む。Aのいいところなんて考え始めたらキリがない。
JK「あれじゃない？きゃーユンギくんに恥ずかしいとこ見せちゃったー恥ずかしー！って感じなんじゃない？だから必死に隠してるとか」
YG「その声やめろ」
ジョングクの女声に若干イラつきつつ、内心そうであって欲しいと願う。ていうかホントにそれだったらめちゃくちゃ可愛い。
耳まで真っ赤にしたAを思い出してると、店内に誰かが入ってきた。
YG「…は？」
Aが、男と入ってきた。制服から見て同じ高校の奴。
JK「あれ、ヌナじゃん。てか隣にいる男、誰？」
ジョングクも気づいて怪訝そうな声を上げる。…意外とこいつもAのこと好きだな。
JK「知ってる人？」
YG「いや、知らね。クラス一緒でもないし、バスケ部員でもない」
2人は仲良さげに談笑しながら、俺達の後ろの席に座る。自然とAと俺が背中合わせになる形になった。
「先輩さっさと決めましょうね、じゃないと予算会議に間に合わないんで」
「はいはい、Aは真面目だなぁ」
JK「…なんか部活の話っぽいですね。写真部のかな」
YG「っぽいな」
いつもよりも真面目なAの声と、それとは対照的に気の抜けた男の声。確か前に部長がちょっと仕事してくれなくて困るとかなんとか言ってたな。
「なんかデートっぽいね、カフェに2人で来たらさ」
「デートじゃないです。改装工事で部室が使えないから仕方なくここ来てるんですから、真面目にやってください」
若干ムッとしたように言ったAはカフェラテを注文して深くため息をついた。
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舞姫(プロフ) - Yellow8938さん» なんとご丁寧に..!!ありがとうございます！体調万全で頑張りますよー！ (2020年1月23日 17時) (
レス) id: 1a97abd4f4 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - おはようございますいつも楽しくお話読ませて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました今日1日体調崩さない頑張って下さい (2020年1月23日 8時) (レス) id: fb4a224a7d (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - Alohaさん» きゅんとさせられて嬉しいです！笑またきゅんとできる作品をつくるようにしますので長い目でよろしくお願いします！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
Aloha(プロフ) - お疲れ様でした。更新を楽しみにいつも読ませていただきました。番外編きゅんとしました。新しい作品も楽しみに待ってます。 (2019年3月19日 7時) (レス) id: d179b7f5fa (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - うさぎちゃんさん» わぁぁぁありがとうございますぅぅ！泣楽しんでいただけたようで何よりです！これからもよろしくお願いします^ - ^ (2019年3月9日 23時) (レス) id: 1a97abd4f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞姫
| 作成日時：2019年2月2日 16時
