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ホテルで自分の部屋のベットに勢いよく倒れこむ。
あーまたやった。同じことしてる。
「学ばなさすぎて最低...」
いくつになっても感情的になってしまうところが私の欠点。分かってるんだけど、直せない。
枕を抱いて横になったら、ちょうどドアのインターホンが鳴った。
恐る恐るドアアイを覗くと、ユンギがいた。
「話したくないって言ったんだけど」
つい意地を張ってそんな言葉がでる。ユンギは一瞬視線を向けてまたそらした。
YG「もう頭冷えてるだろ、お互い」
「そうだね、ユンギの顔見たくなくて走ってたらだいぶ頭冷えた」
YG「....」
沈黙が流れる。少しピリピリした、嫌な空気。自分で作ったけど嫌なものは嫌だ。
YG「…頼む」
ぽつりと、ユンギの小さな声が聞こえた。
YG「今、お前と話したいから開けてくれ」
切実な声。初めて聞いたその声音に、ドアノブに手をかけて開くのを一瞬ためらう。
もう感情的にならないように。落ち着いて、落ち着いて。
深く息を吐いてゆっくりドアを開くと
ユンギの腕の中に強く引き寄せられた。
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舞姫(プロフ) - Yellow8938さん» なんとご丁寧に..!!ありがとうございます!体調万全で頑張りますよー! (2020年1月23日 17時) (レス) id: 1a97abd4f4 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - おはようございますいつも楽しくお話読ませて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました今日1日体調崩さない頑張って下さい (2020年1月23日 8時) (レス) id: fb4a224a7d (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - Alohaさん» きゅんとさせられて嬉しいです!笑またきゅんとできる作品をつくるようにしますので長い目でよろしくお願いします! (2019年3月20日 0時) (レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
Aloha(プロフ) - お疲れ様でした。更新を楽しみにいつも読ませていただきました。番外編きゅんとしました。新しい作品も楽しみに待ってます。 (2019年3月19日 7時) (レス) id: d179b7f5fa (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - うさぎちゃんさん» わぁぁぁありがとうございますぅぅ!泣楽しんでいただけたようで何よりです!これからもよろしくお願いします^ - ^ (2019年3月9日 23時) (レス) id: 1a97abd4f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞姫 | 作成日時:2019年2月2日 16時