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遊び終えて少し休憩してから夜ご飯を食べに行こうということになり、待ち合わせのロビーに向かったら遠くから誰かの鳴き声が聞こえてきた。外からみたいでその方向向かって行くと、小さい女の子が泣いていた。
「どうしたの？」
腰を屈めて女の子と視線を合わせる。泣きじゃくってるその子は両目をこすりながら私を見た。
女の子「オンマ…ひっく…どっかいちゃった…うわあああん…」
また泣きだして思わず引き寄せて頭を撫でる。
見た感じ観光客の子だし、旅行先で迷子になったらそりゃ不安だよね。
腕時計を見てみるとまだ集合時間には余裕がある。よし、っと立ち上がって女の子の手を握った。
「オンマ一緒に探そう。絶対見つけるから安心して」
もう一度女の子の頭を撫でると女の子は少し安心したように笑ってくれた。
「う〜ん…」
とは言ったものの、全然見つからない。人が集まるレストラン街とかショッピングモールに来たけどシーズン中だからなのか、人が多すぎて探すにも一苦労だ。女の子とはぐれないように手を繋いで進むのが大変。
女の子「オンマ、私置いてどっか行ったの…？」
「絶対そんなことない。オンマもきっと一生懸命探してくれてるよ」
また泣きだしそうになった女の子の手を慌てて握り返して励げます。その時腕時計の時間が丁度目に入った。
とっくのとうに集合時間が過ぎてる。心配させたくないけど、うっかりスマホを忘れて連絡取れないしなにより女の子を放っておけない。
気を取り直して顔を上げたその時
女の子「オンマァ！！！」
女の子が大声で叫んで私の手を離して一直線に女の人に向かっていった。オンマらしきその人の不安そうな表情が一気に安堵に変わった。
母「ああ、よかった見つかった！！ごめんね目離して！」
固く抱きしめあう2人。とりあえず見つかってよかった。ホテルに戻ろうとしたら、何故か女の子のオンマに呼び止められた。
女の子のオンマ「娘を連れてくださってありがとうございます。本当になんてお礼したらいいか…」
「ああ、全然気になさらないでください。見つかってよかったです」
軽くお辞儀をして踵を返す。
早く帰らないと、ユンギきっと心配してる。
一瞬悲しそうな表情のユンギが頭によぎって走る速度をあげる。けど
YG「A！！」
後ろから強く呼ぶ声が聞こえた。ユンギだ。ほっとして振り向くと
何故かユンギは怖い表情をしていた。今までみたことないくらい。
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舞姫(プロフ) - Yellow8938さん» なんとご丁寧に..!!ありがとうございます！体調万全で頑張りますよー！ (2020年1月23日 17時) (
レス) id: 1a97abd4f4 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - おはようございますいつも楽しくお話読ませて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました今日1日体調崩さない頑張って下さい (2020年1月23日 8時) (レス) id: fb4a224a7d (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - Alohaさん» きゅんとさせられて嬉しいです！笑またきゅんとできる作品をつくるようにしますので長い目でよろしくお願いします！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
Aloha(プロフ) - お疲れ様でした。更新を楽しみにいつも読ませていただきました。番外編きゅんとしました。新しい作品も楽しみに待ってます。 (2019年3月19日 7時) (レス) id: d179b7f5fa (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - うさぎちゃんさん» わぁぁぁありがとうございますぅぅ！泣楽しんでいただけたようで何よりです！これからもよろしくお願いします^ - ^ (2019年3月9日 23時) (レス) id: 1a97abd4f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞姫
| 作成日時：2019年2月2日 16時
