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TH size.
ナムジュニヒョンとホソギヒョンじゃなきゃ誰だ?
Aを見てからずっと練習中もその疑問が頭を埋め尽くしていた。珍しく先生から注意をくらったくらいに。
ヒョンといえばピアノの伴奏のユンギヒョンもいたけど...あの人恋愛感情とかあるのか?Aとキスしてるとことか想像出来ない。
…ていうかなんでこんな気にしてんだろ、別にAが誰と付き合ってたっていいじゃん。
深いため息をついて外のベンチに座る。今日の天気は冬寄りの秋のくせに異様に晴れていて、俺のモヤモヤした気持ちと間反対。珍しくグラウンドでバスケしてる奴らもいるし。
ボーっとそのグランドを見てたら、バスケ集団の1人が動きを止めてこっちにやってきた。遠くて誰か分からなかったけど
JK「テヒョニヒョン!」
それはさわやかに汗をかいてるジョンググだった。寒いのにタンクトップなんて着てまぁ…若いな〜…
JK「ヒョンもバスケしません?楽しいですよ」
TH「やだよ、汗かきたくないし」
JK「うわーすごいインドア発言」
ジョングクはそう言って笑うと俺の隣に座ってボトルの水を飲む。
JK「Aさんと仲直りできました?」
TH「友達じゃないから仲直りじゃないってさ」
JK「わークールですね」
ジョングクは面白そうに短く笑うとまたボトルの水を飲む。前を通った女の子2人組がそのジョングクをみて顔を赤らめるのが分かった。それを見たのかジョングクが軽く手をあげると軽く悲鳴まで上げた。
JK「ヒョンはAさんのことが気になるんですね」
TH「いや、そうじゃ...」
JK「それはさっきの女の子達と違うから?それとも、Aさんだから?」
『私は私、テヒョンはテヒョンでしょ』
そう言ったAが頭に過ぎる。様当然のように、"俺"をみたような言葉。
TH「...どうだろ、ただ...Aは今までの子と違うなって感じはする」
JK「...へぇ」
ジョングクのちょっと驚いた声で気づく。いやいや、なんでこんな話後輩にしてるんだ俺。しかも全然関係ないジョングクに。
話を変えようとジョングクを振り返った時
MH「わぁ!王子がいるとこに出くわすなんてすごい激レア〜!」
目の前にでかいバックを肩から下げてる女の子がそう言いながら来た。
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作者名:あいす | 作成日時:2019年10月4日 1時