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ジョングクに励まされてやる気が沸いたのか、二次予選でデザインした服を実際に作るのはとんとん拍子に進んだ。仕事の合間を縫って、丁寧にけど素早く作り上げて写真を送ったらなんと三次予選も通った。
「上手くいきすぎて怖い…」
１人でぼんやりそう呟く私は今そのコンテストの関係者しか招待されていないパーティーにいる。着慣れないドレスを着て、知り合いもいなくて端っこでちびちびワインを飲んでる。
別にそんなコミュ障ではないんだけど、なんたって周りが有名人ばかりで話しかけづらい！
モデルのトップスターから今若者に人気のデザイナーまで服に関係する人たちがゾロゾロいる。そんな場所で緊張しない方が無理。
はぁとため息をついてワインを一口飲もうとした時
NJ「あれ、Aだ」
「ナムジュン！？え、なんで？」
NJ「友達に招待されて…ていうか行くなら教えてよ」
ビシッとスーツをきめて片手にワインを持って佇むナムジュンは本職のモデル達ともなんら劣らない。いや、むしろ圧倒してる…？
「私が個人的にやってることの関係で来てるから」
NJ「あぁ、もしかしてコンテスト？」
即バレ。もうナムジュンには全部お見通しだ。諦めて頷くとナムジュンは一瞬苦笑したけど、何かを思い出したように辺りをキョロキョロと見渡した。そして手招きをすると、美形の男の子がやってきた。
NJ「この人、俺達の専属スタイリスト兼デザイナーのA。で、こいつは俺の友達でデザイナーのキム・ユジュン」
YJ「はじめまして、Aさんですよね？俺あなたの大ファンです！」
キラキラした目はなんだかマンネラインを彷彿とさせて胸がキュンとなる。それにファンなんて言われたらちょっと心臓もたない。
「あ、ありがとうございます…嬉しいです、そんなこと言われたの初めてで」
YJ「そんな、若いデザイナー達の間では有名ですよAさん」
いやいやと首を振ると、ユジュンさんもいやいや本当ですよと首を振る。
YJ「今回のコンテストでもAさんが優勝候補って言われてますよ。だから先輩もピリピリしてて…あ」
先輩って誰だろうと首を傾げた瞬間当の本人がやってくるが見えてユジュンくんの言ってることがわかった。
「久しぶりだな、A」
芸大時代の先輩。相変わらずの態度でユジュンさんの肩に手をまわす。
「…どうも、先輩も三次予選通過したんですね」
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舞姫(プロフ) - たまちむさん» お待たせして申し訳ございません〜泣これからは定期的に出来るようにしますのでよろしくお願いしまーす！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
たまちむ - 面白くなって来ましたね！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月6日 1時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2019年8月1日 14時
