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JK「え…まさかヌナ起きてる？」
恐る恐るそう聞くとヌナの瞼がゆっくり上がって、澄んだ瞳が僕を見た。
「ちょうどユンギオッパと来た時に気づいた」
JK「起きればよかったのに」
「でも起きちゃったらジョングクと2人きりになれないかなって思ったから」
何それ、あざと可愛いんだけど。
手を握ったままヌナが体を起こして少し辺りを見回してから僕の肩に頭を乗せた。ふんわりとヌナの甘い香水の香りがして、あぁ久しぶりだなってなる。
「熱愛報道見て距離取ったけど、やっぱ無理だね。すぐこうしたくなる」
JK「うん、無駄だからそんなこと気にしないほうがいいよ」
「気にするよ、BTSのジョングクは私の好きな人のジョングクと一緒の人だから」
ゆっくりとヌナの指が僕の指の隙間に入り込んで、ぎゅっと握って緩めるっていうのを繰り返す。
「…やましいことをしてるつもりじゃないんだけど、ちょっと1人で頑張りたいことがあって。でももし辛かったら、甘えてもいい？」
普段言わない言葉に驚いて視線を下ろすとヌナの耳が赤くなってるのが見えた。
JK「可愛いなぁ、ヌナ」
「ちょっと、話聞いてた？」
JK「聞いてたよ。さっき言ってたみたいに僕はヌナを信じてるから。ヌナも僕のこと信じて甘えて」
「…うん」
ヌナが安心したように頭をすり寄せる。僕も頭を預けてさらに距離が近くなる。
ヌナと二人きり。2人でイチャイチャしてるのもいいけど、こののんびりとした空気が1番好きかもしれない。
JK「…A」
みんなのヌナじゃなくて、僕の恋人のA。そういう意味を込めて呼ぶと、ヌナはパッと顔を上げて嬉しそうに笑った。
「どうしたの？ジョングク」
もうそう聞いてくる表情がたまらなく可愛くて。思わず引き寄せて抱きしめたのは言うまでもない。
そんな僕らを誰かが見ていたとは知らずに。
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舞姫(プロフ) - たまちむさん» お待たせして申し訳ございません〜泣これからは定期的に出来るようにしますのでよろしくお願いしまーす！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
たまちむ - 面白くなって来ましたね！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月6日 1時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2019年8月1日 14時
