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JK side.
最近ヌナと全然会えてない。いや、仕事場ではほぼ毎日会ってるけどそうじゃなくて恋人として。
なんとなくヌナが僕と距離を取ってるのは分かる。多分、他のアイドルグループの熱愛報道が出たから。確かに他人事じゃないし、それがどれだけ大変なことなのか分かってる。けど、それは2人の問題なのにヌナはひとりで抱え込んでる気がする。
けどこれじゃ付き合う前に逆戻りだ。ヌナのこと助けられてない。
JM「あれ、ヌナいないね」
休憩中にジミニヒョンがふと気づいたように控え室の中をキョロキョロと見る。他のメンバーもみてたけど、みんな心当たりがないみたい。
「あ、Aさんならさっき皆さんの飲み物買いに行かれましたよ」
TH「さすがヌナ」
SG「だとしても遅過ぎだろ。…ジョングガ、行くぞ」
え、と思ってユンギヒョンを見るとくいっと顎でついて来いってやってきたから訳も分からず慌てて後を追った。
SG「やっぱな」
そう呟いて軽くため息をつくユンギヒョンの目の前には自販機の横のソファで横になって寝ているヌナがいた。ソファの空いてる部分にはしっかりメンバー分のボトルが並べられていた。
SG「俺これ持ってくから、お前しばらくAについてろ」
JK「でもこれから収録…SG「時間あるから。最近一緒にいれてないだろ」
ユンギヒョンはそう言ってヒョイとボトルを腕に抱える。それで空いたスペースを指差してからじゃあな、と歩き出してしまった。
ヌナと仕事以外で会えてないことを話してないのに、ヒョンに気付かれた。それでこうして時間をくれるからやっぱりヒョンは優しい。
起こさないようにゆっくりと空いてスペースに座る。久しぶりすぎて思わず顔の横に置かれた手に自分のを重ねると
「ジョングク…」
ゆっくりとヌナに握り返された。眠ってるはずなのに、ヌナが僕のことを呼んだ。
JK「…最近ヌナが僕と距離取ってること分かってるよ。けど、僕はヌナが好きで信じてるから。僕が必要な時は、ここにいるよ」
まあ寝てるしこんなこと言っても聞こえてないだろうけど。内心苦笑しつつ頭を撫でようとすると
「……うん」
と、妙にはっきりした声が聞こえた。
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舞姫(プロフ) - たまちむさん» お待たせして申し訳ございません〜泣これからは定期的に出来るようにしますのでよろしくお願いしまーす！！ (2019年8月8日 21時) (
レス) id: 9c8a3f79d6 (このIDを非表示/違反報告)
たまちむ - 面白くなって来ましたね！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月6日 1時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2019年8月1日 14時
