雪の日のヒソカさん 1 ページ33
ヒソカside
「ヒソカ君は雪が好きなのかな?」
真っ赤に染まる雪を一掬いしたAはこちらを振り返りながら笑みを浮かべた。
「ん〜〜〜…そういう訳でもないんだけどね♦」
ただ、雪の降る街で
「あら、好きなのかと思ってたわ」
真っ白な雪に季節はずれの紅い花を咲かせながら、背中合わせにいるAは余裕綽々といった様子で微笑んだ。
「毎回雪の降る土地での仕事にはヒソカ君に助っ人に来てもらってたけど、次からはイルミにしようかな」
頬に付いた返り血を綺麗な指で拭い指先をぺろりと舐めとったヒソカは、そのままこちらをちらりと振り向いた。
「ボクでいいよ♠ボクは雪と鮮血とAがいる景色が好きなんだから♦」
目の前の怒りと生への欲求に必死な人々を見ながら、ボクもなかなか必死だな…と考えたりした。
.
169人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クルミ(プロフ) - みささん» ありがとうございます!!完全な自己趣味のお話なので読んで下さる方がいるなんて、うれしい限りです(^^)これからもこの作品をよろしくですm(*_ _)m (2017年11月5日 13時) (レス) id: c21ec62e54 (このIDを非表示/違反報告)
みさ - H×Hでアダルトリオが一番好きでそれにこう言う小説を読みたかったからとっても嬉しいです!毎回一人でニヤニヤしています(笑) 更新頑張ってください! (2017年11月5日 6時) (レス) id: 2fd08190e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クルミ | 作成日時:2016年2月12日 15時