よんじゅうさんっ！ ページ44
ｶﾞｯｼｬｰﾝ、ﾊﾟﾘｰﾝ, ﾋﾟｷﾞｬｰ !
けたたましい破壊音と幼児の悲鳴のような声に何かを感じ取り、逆巻の青年達は音の方へ向かった。
「んだよこれ…おい、ガキ」
「んーん、ん、んーー！！」
睡眠の邪魔をされ家具の下敷きにされたアヤトは、その元凶であろうAを睨みつけ、片手で首を絞めあげた。
「どうしたのですか、騒がしい…！！」
「アヤトAに何をしているんですか！？」
ただならぬ音にレイジが部屋の中を覗き、カナトはAの苦しげに藻掻く様子を見て叫ぶ。
「どうもこうもねえよ！」
集合した兄弟達を見てアヤトはさらに怒りを顕にし、自らの腕を止めようともがく細いAの腕をミシミシと音が鳴り折れるほど強く握った。
「ごめ…い……ぱ、ぱ…」
「あぁ、Aちゃんいいよ…その苦しみに強ばる足に、腕、表情。苦しそうな顔をほかの男にみせて…ボクを惑わすつもりなのかな？」
もうAは声が出ないのか、口パクで兄たちに何かを訴え、ライトはそれを見て興奮しだす。
正面にいたシュウはやる気なさげな瞳に少しの怒りを込め、かなりの力でアヤトの腕をつかんだ。
「アヤト、やめろ」
シュウの声に舌打ちし、アヤトはどこか別の場所へ行った。
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クルミ(プロフ) - 美紀さん» せやねん！最っっっ高です。 (2019年1月20日 17時) (
レス) id: 7bea1ec60e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ディアラバ大好きです最高です (2019年1月5日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ(プロフ) - コメント＆御指摘ありがとうございます(*^^*)う…ぐはぁぁあぁぁあ！私、駄作者クルミのもう一作品でも修正しました。この作品でも頑張ります(T_T) (2016年2月17日 14時) (レス) id: e9cf29545e (このIDを非表示/違反報告)
厘堊(プロフ) - 逆巻の逆、坂になってますよ。 がんばってください(*^▽^)/★*☆♪ (2016年2月17日 7時) (レス) id: fe25e02e2a (このIDを非表示/違反報告)
クルミ(プロフ) - ナギさん» あははっ(^^)コメント嬉しいです！亀更新ですが頑張りますね(*^^*) (2015年12月11日 22時) (レス) id: 17d7f3feda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クルミ | 作成日時：2015年10月10日 22時
