100 ページ50
「ねぇパパ」
斜め下を向いたまま目線だけを上げパパンを見ると威厳を放ったお父様はあまり表情を変えずに私の方を見た。
「どうした、A」
「あのね、私……しばらくひとりでは仕事はしない事にする」
沈んだ表情と声色で告げるとパパンはそうでもないが、キルア、アルカ、カルトがあからさまに心配そうな顔をした。
「A、それならオレがずっと一緒に仕事行ってあげるのに」
ね?と言いながら首をこてんとかしげながら私に声をかけるイルミさんに「うん……」とやはり沈んで私は答えた。
「何なら俺が観察しててやるぜ」
未だ浮かない顔の私にそう言い出したのはミルキ。あれだろどうせ。ハエとかの目に超小型カメラ付けて24時間フルタイムで観察する気だろ!やめれ!
さすがに誰かまともなことを言って…!と思い真正面を見ると安定のパパン。安心感がちがう。
「地理が頭に入るまでは誰かと仕事にいくといい。」
「うん、そうする!」
心配事がなくなったため元気になったという体のA=ゾルディックちゃんは、止まっていた手を動かし夕飯を口に運んだ。
.
923人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふ。 - 夢主の演技してないとこを他の人に見てもらいたいですね!!!!楽しみです! (4月5日 3時) (レス) @page38 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ(プロフ) - まといさん» ありがとうございます。゚(゚´▽`゚)゚。そう言って頂けるとこれからも頑張らないと、と力をもらえます!!これからも転生したらゾル家に生まれた件について。を読んで下さると嬉しいです(^^) (2017年9月14日 23時) (レス) id: c21ec62e54 (このIDを非表示/違反報告)
まとい - 本当に面白いです!主人公になりたいと思いました。無理をしない程度に更新頑張ってください!応援してます! (2017年9月12日 20時) (レス) id: 9c8ce1c873 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ(プロフ) - フェイタン天使さん» いやっふー!!ありがとうございます!!駄作者クルミ、調子乗っちゃいます\(^o^)/ (2017年8月6日 0時) (レス) id: c21ec62e54 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - イルミん好き!!!!!めちゃくちゃいい!作者さん最高です! (2017年8月5日 1時) (レス) id: e5c16c7581 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クルミ | 作成日時:2017年2月17日 19時