【Ｈ×Ｈ】続、転生したらゾル家に生まれた件について。

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「じゃあ最終確認だよ。」



主に私に向かって心配そうな顔をするシャルさん。私が旅団(クモ)の仮宿に来て数時間、遅れて着いたフィンクスさんと、私もお仕事に参加することになりました。今はその最終確認ですね。



「はぁーい！」



「うん、いいお返事。」



やたらと笑顔で返して見せると、お兄さんスマイルを返してきた。



「まず博物館までは五人全員で行ってそれから別行動。パクと団長がお宝奪還組でフィンは周りを蹴散らししてくれればいいよ。」



「おうよ！」



あー、この笑顔好き！とか思ってたらシャルさんが想像以上になんか喋ってて超絶焦りました。



あ、でもヤンキーさん(フィンクスという名前は覚えたが、私の心の中の呼び方で"ヤンキーさん"でもう定着してしまったので変えるのはなんか嫌)が返事してたから私には関係ないかな……うん、ないはず！



「そしてAちゃんとオレは主に急襲にそなえて入口で待機兼ナビ役。オッケー？」



「はーい」



「ほんとに大丈夫？」



間延びをして答えた私の回答に苦笑いを示したシャルさんに可愛らしく上目遣いをして見せた。



「……私はシャルさんに付いてけばいいんですよね」



うん、今の自分最高に可愛い！と心の中でコメントしシャルさんのシャツ？コスチューム？…とにかく服の裾をクイッと引っ張って見せた。



「大分まとめたね。」



「うん。」



呆れたような顔のシャルさんは「本当に大丈夫かな…？」といつぞやのパパンを思い出させました。





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