【Ｈ×Ｈ】続、転生したらゾル家に生まれた件について。

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私は大きなベッドに小さくうずくまり、膝を抱えるようにし、不安げにゆらゆら揺れた。



ここがゾルディック家自家用ジェットだという事はあまりの居心地の良さに、一瞬忘れそうでヒヤッとする。それを庇うようにあえてキツめの声で言った。



「もうっ、本当にキルなんて知らないんだからねっ！」



どういう状況かと言いますと、あの後キルアがイルミさんに許可をもらっていると言ってきたのでキルアを連れてジェット機に乗り込んだ私。



しかし、出発後キルアが嘘を付いていたことがイルミさんによる電話1本によりバレてしまい、私が激おこ風です。



まあ、簡単にいうと中１が小2に向かい涙目で全力でおこり、拗ねている。そういう映像だ。



どうだ、スゲェだろ。



とは口でいうものの心の中ではそこまで怒っていない。が、ビックリしすぎて怒ってしまったといった風を装った。



「A姉、違うよ、…そ、そう！忘れてたんだよ！だけど姉ちゃんに俺のチョコロボあげるから、怒らないで！…ごめんなさい」



するとかなり反省をして、私のことをかなりの涙目＋上目遣いで見つめて来る弟。



そして極めつけは、命より大事な(？)チョコロボ(おかし)を葛藤の末私に差し出す。



可愛すぎか！






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