【Ｈ×Ｈ】続、転生したらゾル家に生まれた件について。

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ハンター協会での用事をものの数分で終わらせたジンさんは私たちに合流しました。何だったんだ！！



「会長がお前さんに会いたがってる」



口角を上げしたり顔で言ってきたジンさん。すべてお前の計算だろ！！と心の中で言うものの、ニコニコとして首を傾げる。



「何の会長です？」



「ハンター協会会長」




「ネテロさん！ハンター試験の時にあった事あります〜」



私ったら凄いカマトトぶりだなと自分で感心しながらジンさんの後について行った。(カウバードには少しばかり1匹の散歩を楽しんでもらうことにした)



ｺﾝｺﾝｺﾝｯ「Aですっ！」



礼儀正しくノックをした後うっすら聞こえてきた返事にドアノブに手を添えた。ちなみにジンさんは私の後でハラハラ、ニヤニヤしている。



ちょっと怖いです。



「失礼します！((ｶﾞｯｯ……、あ、あのー……ドアノブ取れちゃいました……ごめんなさい！」



勢いよく三割程度の力でドアノブを引くと簡単に取れたドアノブ。最近ドジっ子のレパートリーに悩んでいたから丁度いいです。



「気にせんで良い、入りなさい」



「うぅー、ごめんなさい。」



にこやかな微笑をたたえるネテロさん。その透かしたような目に私のドジッ子が演技だってバレないか緊張します。




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