story2-9 ページ8
「ねえ常守さん、ぼくもうこれいいや」
申し訳なさそうに呟いたAは、常守の表情をうかがうように箸を置いた。
中身がほぼ変わっていない器を見ながら「そっか」と返した常守は今日はいろいろあったからかなと自己完結した。
「あれ、朱ちゃんと…Aちゃん、だっけ。こんな時間にご飯食べてんの？」
二人の会話に聞き耳を立てた縢が、面白いものでも見つけたと言いたげに楽しげに話に加わった。
「あ、縢くん。Aちゃん今起きたばっかりだったから……ね」
「うん、そう。」
常守が少女に笑いかけると、やはり少し疲れたみたいに少女は答えた。
「ぼく、お腹が空いて空いてしかたないんだ」
そう言って縢を見つめた少女の瞳はなにか透き通ったビー玉のような無機物的な輝きを放っていて、どこまでも見通してしまいそうだった。
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クルミ(プロフ) - 女瑠さん» うぐはぁっ！コメントありがとうございますm(_ _)m更新頑張ります！！ (2018年2月25日 1時) (
レス) id: c21ec62e54 (このIDを非表示/違反報告)
女瑠 - 更新がんばってください！ 応援してます！ (2018年2月16日 4時) (レス) id: e055650e7e (このIDを非表示/違反報告)
クルミ(プロフ) - 彩華さん» コメントして下さりありがとうございます！！再び書き始めます！！頑張りまふ＼(^o^)／ (2018年1月7日 13時) (レス) id: c21ec62e54 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - 更新してくださりありがとうございます！主人公ちゃん好きです！ (2018年1月7日 0時) (レス) id: d623e9a4c3 (このIDを非表示/違反報告)
クルミ(プロフ) - 凪花さん» ｳｩ~~、ありがとうございます。とりあえず書き溜めていた文を推敲して載せますね！ (2017年8月6日 19時) (レス) id: c21ec62e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クルミ | 作成日時：2017年3月26日 18時
