検索窓
今日:5 hit、昨日:11 hit、合計:2,203 hit

ページ7

「朝だよー起きてー、直哉くん家行くよー、準備してー

遅れると直毘人さんに怒られんの俺なんだけどー」

知らんわ


日曜日の朝、父さんに布団をひっぺがされて目が覚める


朝8時丁度、Aは低血圧だねぇ。なんて言っとる父さんを無視して起き上がる

無言で着替えて朝飯を食べる俺に


「いつもこんな素直なら嬉しいんだけどな」


なんて俺の頭を撫でながら父さんが言う


やかましいわ


今日は禪院家に借りとる呪具を返しに行くらしい


無駄に広い門をくぐり、父さんと手を繋いで禪院家へ歩いて行く


「そういえば、直哉くん、禪院家の次期当主の一番候補なんだって」


次期当主、と聞いてぎゅっと手に力が入る


「Aと同じだね」


嬉しかった

ほぼ同い年で、呪霊が見えて、俺んこと怖がらんくて、俺と同じ次期当主


「幼なじみかぁ、いいなあ、パパも欲しかったなぁ」


「あげへんよ、直哉は俺の幼なじみやもん」


通学路の交差点を左に曲がると、他とは比べ物にならんくらい立派で大きい和風の家が見えてくる

その家の前に俺と同じくらいの背の子が立っていた

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 禪院直哉
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユウ | 作成日時:2023年6月4日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。