神代類とはどうしても仲良くできない 【神代類⠀】

曲作り ページ20

……よし、全員寝たな……




私は曲を作っている




名前は｢虚無｣だ



1人で作曲、作詞、編曲、イラスト、MV……簡単に言うと、1人で活動している



今日は、作詞しなきゃ……




……なんか違う…ここはもっと苦しく、もがくように…なんか違う

何で、書けないんだろう……


ﾄﾞﾝ(壁を叩く音)



……何で壁に当たってるんだろ……


その時


ｶﾞﾁﾔ




類｢今、壁を叩く音が聞こえたけど……どうしたんだい？｣






『あ〜……なんでも無い！寝れなくて！』





｢…本当にそうかい？寝ようとする割にはPCを持ってるけど｣





『…別に、関係ないじゃん…私に干渉しないで』




類｢悪かったね……でも、僕にもそういう時期があってね、気になっただけだよ…あと、そこにいると、目を悪くしてしまうよ、違うところでしたらどうだい？｣





『……そうだね、ありがと！たまには役に立つじゃん！』




類｢たまには｣は酷くないかい？ちなみに、何やってたんだい？｣



『いや、だから干渉してこないでって！』




類｢そうだね、僕もこれから、作業するから、リビングに行こうと思ってたんだけど、Aくんもそこで作業しないかい？｣




『名案だね、ちなみに何作るの？』




類｢それはね、司くんとAくんを飛ばす装置さ！｣




『それだけは勘弁して欲しいな』




数十分後


リビング……



ﾋﾟｺﾝ(着信音)

類｢(瑞希からだ、)｣


瑞希『さっきすごい人見つけたんだ〜』


類『そうなのかい』



瑞希『これなんだけど、サークル仲間から教えてもらって聴いたんだけど、凄いんだよ〜！』



数分後




類『この曲すごいね』



瑞希『でしょ〜！あ、サークル仲間呼んでるから終わるね！おやすみ〜！』




類『おやすみ、瑞希』





類｢｢虚無｣、か｣





『ん？なんか言った？』




類｢今、昔馴染みからある人を教えて貰ってね｣




『へぇ〜』




類｢その名前が｢虚無｣って言う人なんだ｣




私の事？いや、もしかしたら違うかもしれない




『へぇ〜どんな人？見せて』


類｢これだよ｣




……これ、私だ、バレないかな？





『へぇ、あんま興味無いかな』




そう言って私は作業を再開した……




バレるのが怖い……
また、嫌われるのが怖い……



『あ、もうこんな時間か……私寝るわ』




類｢あぁ、おやすみ、明日、顔合わせるのが嫌だけどね｣



『同じく』



そうして私は寝た

類視点→←お泊まり最高だぜ！

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