番外編2-75 ページ25
そして…
いくら烏間先生と遊橙の二人でも
この広い裏山に散らばった夏叶達を2人で
全員捕らえるなんて最初は少し
無理があるんじゃないかと皆が思っていた
…
…が、しかし
律「岡島さん、速水さん、千葉さん、不破さん
アウトぉー」
開始早々、一気に4人が逮捕され…
律「菅谷さん、ビッチ先生、アウトぉー」
茅野「やばい、どんどん殺られてく…」
奥田「殺戮の裏山ですね…」
渚「逮捕じゃなかったっけ」
奥田「あ、でもこれケイドロですよね？
だったら…」
杉野「そうだよ！
タッチすれば解放できる！」
そう言いながら
杉野が牢屋を目指して走り出した。
業「バカだね〜、杉野は
誰があの音速タコの目を盗んでタッチできるよ
んな事できる位なら、とっくに殺してるって」
夏叶｢第一下手に動けば兄貴から…｣
｢誰が、何だって？夏叶｣
夏叶の方をポンと叩いたその人は…
夏叶｢ぁ、あぁ、兄貴！？｣
さっきまで噂をしていた遊橙だった
律｢雪内さん、アウトぉ〜｣
遊橙｢俺から逃げ切るなんざまだまだ早いぜ｣
夏叶｢って、赤羽くん達逃げ足はやっ！｣
遊橙｢さぁ、夏叶は
タコのところに行ってようなぁ〜？｣
夏叶｢うぅ…｣
夏叶は牢屋に行き
遊橙｢(よし…厄介なのは渚と赤髪か…)｣
遊橙は気配を頼りに探し始めた
そして
｢みぃ〜つけた…♪｣
遊橙が見つけたのは
｢｢Σ(￣ロ￣lll)ゲッ!!｣｣
律｢赤羽さん、前原さんアウト〜｣
前原と業だった
遊橙｢もう少し気配消した方がいい
そんなんじゃ烏間にバレて終わりだぞ｣
それだけ言い残して遊橙は
気配を頼りにほかの人達を探しに行った
遊橙side
青髪…渚の奴は暗殺者になれる素質がある
それに気配を消すのが上手すぎる
本人にはその自覚はないんだろうけどな
俺は律にまだ捕まっていないやつを聞いた
その中には…
遊橙｢…やっぱりか…厄介だ｣
渚の名前が入っていた
全滅させるには渚を見つけるのが先か…
遊橙｢ったく…これだから鬼は嫌なんだ｣
…鬼…か
俺はリングをしてある手を見た
外れてないなら…戻れる可能性はある
だが…鬼翔と連絡が取れないってのも厄介だな
ここは別世界…連絡は取れるわけがない
…だがやってみたいことが一つだけある
遊橙｢…我が身に宿りし鬼の化身
汝の呼びかけに応え今ここに具現せよ！
…代償は…我が汝の…命(寿命)とす！
アウリオン･ミスケージ！
力を貸せ…鬼…阿修羅…！｣
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作者名：龍央 | 作成日時：2017年5月24日 1時
