番外編2-74 ページ24
そしてその日の午後
渚「茅野…寒いの？」
茅野「…来た！チャンスが！」
渚「えっ？」
遊橙｢悪い、話の糸が見えねぇ｣
夏叶｢廃棄卵についてだよ｣
茅野「皆 聞いて！
私の暗殺プラン！」
遊橙｢プリン爆殺計画、なぁ…汗｣
廃棄卵を使って底に爆弾を仕込んだ
巨大プリンを作成し
殺せんせーがそれを食べている最中に
プリンごと先生を爆破するというものだった
なんてブッ飛んだ計画なんだろう…
その場にいたみんなが思った事だった
遊橙｢珍しいな茅野が食いもんを…
しかもプリンをそんな使い方するなんてよ｣
茅野｢前から作ってみたかったんだ〜｣
あー…納得だ
とでも言うような顔をして遊橙は茅野を見た
シルバーウィークの最終日に作り始め
翌日に計画を発動するが
爆弾の匂いを殺せんせーに
嗅ぎ取られて失敗に終わった
…が
遊橙｢…美味いな
一口食べるか？夏叶｣
夏叶｢兄貴何味なの？
俺、林檎だった！｣
遊橙｢おっ、林檎もいいな
俺のは蜜柑だな｣
倉橋「このプリン、場所によって
味が変わるから、美味しいし楽しいね♪」
矢田「あ、ここいちごの味がする！」
岡野「私のは桃味だ！」
倉橋「桃いいな〜
一口交換しよ〜♪」
岡野「うん、いいよー
そっちは何味？」
倉橋「私のはねぇ…キウイ♪」
矢田「キウイ気になるー！
私にも一口ちょーだい！」
倉橋「いいよ〜♪」
暗殺は失敗してしまったけど
皆で作ったプリンの味は格別で
なんの味がするのかで盛り上がっていた
二学期から新しい暗殺の要素として
火薬とフリーランニングが組み込まれた
今日の体育の授業は
フリーランニング転じて、暗殺ケイドロ
警官(オニ)は怪物先生、2人組と
遊橙｢だからなんで俺もなんだよ！｣
遊橙の３人になった
とはいっても最初に追うのは烏間先生と遊橙のみで
殺せんせーはラスト1分まで牢屋で待機
制限時間は1時間
全員捕まったら…宿題2倍…
遊橙｢聞けぇぇえぇぇえーい！！｣
夏叶｢ま、まぁまぁ…汗｣
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作者名：龍央 | 作成日時：2017年5月24日 1時
