番外編2-71 ページ21
今日は夏休み最終日
俺は兄貴と町中をぶらついていた
他から見たら付き合ってるカップルだろ
だがしかし兄貴は女の子なのだ←
遊橙｢夏叶、お前そんなキャラだったか？｣
夏叶｢気のせいだよ気のせい｣
遊橙｢そういや、今日渚はどうした？｣
夏叶｢…久々に会うお父さんと外食だってさ
そう言う兄貴は？赤羽くんと上手くいってんの？｣
遊橙｢あのな、夏叶
聞く側が勘違いするような言い方やめてくれ｣
夏叶｢ごめんごめんw
んで、どうなの？｣
遊橙｢夏叶と出かけてくる
って言ったら
“行ってらっしゃい
俺ゲームでもして待ってるわ”
とか言ってたな
どこぞの兄弟だよ…｣
夏叶｢兄貴、髪赤に染めてみる？｣
遊橙｢いや染めねぇよ！
てか、なんで何気に真顔なんだ！｣
夏叶｢え？楽しいから？｣
遊橙｢疑問文かよ！
てか、俺まで赤髪にしたら
“赤髪”って呼べなくなるだろ！｣
夏叶｢いや、うん、普通に呼んであげよう？｣
遊橙｢…んじゃ聞くが
鮫って呼ばれる奴より
オカマって呼ばれる奴より
カエルって呼ばれる奴より
堕王子って呼ばれる奴より
顔面凶器雷変態糞親父って呼ばれる奴より
赤髪の方がましだろ？
(一息で言い切ったぜo(`･ω´･+o) ﾄﾞﾔｧ…！
なんか前にもこんなようなことが
あったような気がする…汗)｣
夏叶｢うん、それって全部
ヴァリアー面子だよね｣
遊橙｢流石にザンザスは名前呼びだぞ？
…キレたらわかんねぇが…汗｣
夏叶｢クソボスって言ってそうな気が｣
遊橙｢それは俺も思った｣
するとちょうどその時…
｢やっと見つけましたよーっ！｣
俺らの目の前に変装した先生が…
遊橙｢なんでそんな焦ってんだよ｣
殺｢遊橙くんに、夏叶さん元気でしたか？｣
遊橙｢んなもん
明日学校行きゃ分かんだろうが｣
夏叶｢そうだね…汗
ところで、何か用があったんですか？｣
殺｢実は…｣
遊橙｢夏祭り、なぁ…
俺は却下、群れるの嫌いだから｣
夏叶｢あ、兄貴…^^;｣
殺｢今日思い立ってクラスのいろんな人に
声を掛けてるんですが…｣
夏叶｢人が集まらない、と…｣
殺｢はい、そうなんですよ
最後の日くらい何も考えずに遊びましょうよ〜｣
遊橙｢…はぁ…しゃぁねえな…｣
殺｢遊橙くん、来てくれるんですか！｣
遊橙｢べ、別に勘違いすんなよ
夏叶を一人で行かせたくねぇからだ｣
殺｢ツンデレですね｣
夏叶｢ツンデレだね〜｣
遊橙｢やかましい！｣
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作者名：龍央 | 作成日時：2017年5月24日 1時
