気付いたらヤンデレ製造機になってた件

スパークと壁ドン ページ6

『あのクソ教師め…俺に荷物運ばせよってぇえええ
！！あれは…ランスくんだ。』

『おーいランスくん！！ごめん！良かったらでいいんだけど荷物一緒に運んでくんない？俺今歩くだけでも大変で…』

ランス「……」

『あの〜ランスくん？』

ドンッ

『わぉ、壁ドン…っておい待て待て待てそれは聞いてない。てか荷物……』

両手恋人繋ぎで壁ドンて…俺のこと好きすぎかよ。

ランス「A…結婚してくれないか。
大丈夫だ。幸せにする。」

『いえ結構です大丈夫です間に合ってます。』

ランス「ふっ…照れているのか？可愛い奴だな。
ぜひともアンナにも紹介したいんだ。」

ランス「俺は本来妹以外は受け付けないがAなら男でも虫でもミジンコでも受け入れられる。」

何故ミジンコ…？？

『ちょ、マジで無理っす俺しつこいやつ無理いいいいい』

ランス「そうか…」

そんな可哀想な小動物みたいな顔しないで罪悪感が…

ランス「……何故オレじゃないんだ…Aはオレだけのモノ…オレ以外に近づいていい奴なんていない……オレ以外に…」ブツブツ…

『……ランスくん、そろそろ離してくれると嬉しいな〜あはは…』

そういうと、ランスくんは素直に手を離してくれた。

…にしても、今日はやけに素直だな。

今までは何があっても死ぬほどしつこいくらいに離れなかったのに。

まぁ、離れてくれたみたいで良かった。

『さ、ランスくんも次の授業に送れないように早く行っ＿＿＿ガシッ

おいなぜお前らは何かと俺の言葉を遮るんだよオオオオオ

ランス「ついて来てくれ。」

いやついて行くも何も腕掴まれてるから行かざるを得ないんだけどね？てか力強くね？折れる折れる折れる

てか、授業遅れるんすけど。俺今度こそ終わったわ。怒られる。

あ、でも課題すんの忘れてきたから逆に良かったかも。

てか待って荷物置き去りぃいいいいいいいいい

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