スパークと固有魔法 ページ23
俺の固有魔法で口を塞げば呪文が唱えられなくなり大抵はそれでKOだが恐らくコイツは呪文を唱えなくても魔法が使える…
どうすれば…物理面に弱い俺にも何か出来ることはないのか?
セル「死ね」
__『!?』
アベル「っ…!?アビス!!」
アビス「ゴホッ…ゴホッ……」
マッシュ「仮面さん…」
アビス「ご…ごめんなさいマッシュくん。
一緒にシュークリーム…食べれそうに…ないです。」
イヴル・アイ…!!
マッシュ「これを…」
アベル「魔法のハンカチ…」
『っ…!!』
今の無力な俺にはこれしか…
フィン「A先輩…!?」
『ヴェイト!!』
俺は固有魔法を使い、仮面さん?の傷を魔法で塞ぐ。
なんだかんだ言って皆の前で固有魔法使ったの初めてかも。
そういや今までも固有魔法使えば回避できたとこ沢山あったわ。
今ので俺の固有魔法バレたしこれからは魔法使いまくるか。
俺は小走りで仮面さんに近づく。
『俺の魔法で、傷が悪化しないようにさせてもらいました。
恐らく傷は悪化しないと思いますが固有魔法の性能のせいでその魔法の紙が張り付いた部位は動かせなくなります』
『…マッシュくんに折角その可愛いハンカチ貰ってたのに、すみません。
……でも、今の俺にはこれしか出来ないって思ったんです。』
『貴方がこの魔法界で敵対視される存在であっても…俺だって人の役には立ちたいんです。それに貴方悪い人じゃなさそうですし…助けた理由が自分勝手ですみません。迷惑ですよね。』
アビス「…謝らないでください。
Aさんは優しいですね。いや、Aさんだからそう感じるんでしょうか?」
俺の名前ってイーストンでは共通認識か何かなのか?
みんな俺の名前知ってんじゃん。怖。
アビス「……でも、その優しさはいつか身を滅ぼしますよ。アベル様のお母様と同じように…」
アビス「もう…手遅れですがね……」ボソッ…
__今すぐにでもこの人を病院に連れていきたいが、恐らく今ここを動いたら死だ。
とりあえず今は安静にしててもらおう。
セル「アベルの犬か、健気だな。」
セル「社会の腫れ物でも拾ってもらった恩義か?
ほんとキメェんだよ___ドガァッ!!
マッシュくんが地面を踏んで出来た欠片を金髪男の顔面めがけて蹴り飛ばす。
3人「あっ!!」
ドット「止めやがった!!」
ラブ「すごっ!!」
すると金髪男が先程金髪男めがけて蹴り飛ばされた石を舐める。
…ソレ衛生面的にどうなんだよ?きったね……
567人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三日月(プロフ) - めっちゃ笑いました☺️ (5月2日 15時) (レス) @page25 id: fe309a8d56 (このIDを非表示/違反報告)
あい - はい!楽しみに墓守して待ってます。 (4月2日 14時) (レス) id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン(プロフ) - 皆様日々沢山のコメントをくださりありがとうございます!!無事小説のモチベになってます!!マッシュルの漫画も買ったのでこれから漫画キャラじゃんじゃん出せたら良いなと思っております。是非お楽しみにしててください!! (4月2日 1時) (レス) id: 781b8b58fb (このIDを非表示/違反報告)
あい - 今だ皆さん起きてください!シュークリームパーチーですよ! (4月2日 0時) (レス) @page27 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
あい - ふと気になったことがある。主人公が女になったら彼らはどのような反応をするのだろう、と。それはそうと私はみなさんの墓守になっていざとなったら起こしますね。 (4月1日 21時) (レス) @page25 id: 9221b71be0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コッペパン | 作成日時:2024年2月12日 21時