episode100 ページ23
あれから数ヵ月
この日を迎えるために入念な準備を行なった
今日は私にとっても、この国にとっても大きな節目になる日
私とアーサーの結婚式の日
私の部屋には、エリザベスとディアンヌ、そしてギーラとジェリコ、モフちゃんも来てくれた
A「み、みんな来てくれてありがとう…!」
エリザベス「楽しみですねぇ！」
ディアンヌ「まず、Aを綺麗にしないと！」
ディアンヌの合図でみんなが私を取り囲む
恐怖もんだ
モフ「わぁ！このドレス可愛いです！」
ギーラ「お色直しようと、披露宴用にあと2、3着あった方がいいですね！」
ジェリコ「俺はヘアアレンジに回るぞ！」
モフ「えぇ〜ジェリコさんとドレス決めましょうよ！」
ギーラ「ではこちらはAを仕上げますね。」
私はギーラに引きずられ鏡台に座らされる
ギーヴがヘアアレンジ、ディアンヌがメイクをするようだ
その他はドレスを選ぶようだ
エリザベス「Aちゃんは絶対黄色が似合います！」
モフ「赤も似合うよ！」
ジェリコ「大人っぽく紫なんてどうだ？」
衣装部屋からありとあらゆるドレスを持ってきてベッド中に広げて口論している
よくその量を持ってこれたな
ギーラ「何でしたら1人１着づつ決めてはいかがですか？」
ディアンヌ「確かにそうだねぇ！」
モフ「そうしましょう！」
そうやってガールズトークなどが続くうちに私の支度も整っていく
最後にウェディングドレスを着て鏡を見た私はなんだかやっと結婚するんだなって実感が沸いた
ギーラ「綺麗だわ！」
モフ「幸せがぎゅっと詰まってるて感じする!」
A「嬉しいな、ありがとう！」
ジェリコ「歩きにくくないか？」
A「実をいうと多少…」
ディアンヌ「大丈夫？！
転けないようにゆっくり行こう！」
エリザベス「でも、もうすぐ始まりますよ？」
ディアンヌ「えぇ！？じゃあ急がないと！」
ジェリコ「どっちだよ！」
A「ゆっくりとでも急ごうか！」
私たちは少し早足で会場に向かった
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